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室内生活

――スローで過剰な読書論

楠木建 著
四六判並製 544頁 定価:2,640円(本体2,400円)
978-4-7949-7157-9 C0095 〔2019年10月〕
独りで、ゆっくり、大量に! これが知的体幹を鍛え、思考の基盤を厚くする本の読み方。読書の醍醐味は、そこから何を読み取り何を得るかにある。当代随一の本の読み手が、これまでに手掛けた書籍解説、書評のほぼすべてを網羅した「全書籍解説・書評・読書論集」。



急に具合が悪くなる

宮野真生子・磯野真穂 著
四六判並製 256頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7156-2 C0095 〔2019年9月〕
がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。



少年奇譚

川奈まり子 著
四六判並製 240頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7098-5 C0095 〔2019年7月〕
妖し怪し異し世界に触れた少年たちの不思議な体験とは。異能の奇譚蒐集家による実話怪談ルポルタージュ。実話奇譚として蒐集された幼少期~成年前の体験談から、少年たちが主人公になっている不思議な話を厳選して綴り明かす。



少女奇譚

川奈まり子 著
四六判並製 240頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7099-2 C0095 〔2019年7月〕
少女は少女であるがゆえに怪異に遭遇する。異能の奇譚蒐集家による、実話怪談ルポルタージュ。怪異体験者たちの生身の声を綴り明かす実録奇譚集。幼き日のあなただけに見えたもの、聞こえた声が再び鮮やかに甦る。



よかれと思ってやったのに

――男たちの「失敗学」入門

清田隆之(桃山商事) 著 漫画:死後くん
四六判並製 264頁 定価:1,540円(本体1,400円)
978-4-7949-7095-4 C0095 〔2019年7月〕
恋バナ収集というちょっと変わった活動を行うユニット「桃山商事」の代表を務める著者が、これまで1200人以上の女性たちの失恋話や恋愛相談に耳を傾けるなかで気づいた、嫌がられる男性に共通する傾向や問題点とは? 女と男の“すれ違い”の背景がわかる衝撃のレポート。



わたしはなにも悪くない

わたしはなにも悪くない

小林エリコ 著
四六判並製 232頁 定価:1,540円(本体1,400円)
978-4-7949-7089-3 C0095〔2019年5月〕
うつ病、貧困、自殺未遂、生活保護、家族との軋轢、周囲からの偏見のまなざし……幾重にも重なる絶望的な状況を生き延びてきた著者。彼女のサバイバルの過程を支えたものはなんだったのか? 苦難のフルコースを歩んできた著者の「多重当事者」エッセイ。 



あわいゆくころ

あわいゆくころ

――陸前高田、震災後を生きる

瀬尾夏美 著
四六判上製 360頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7071-8 C0095〔2019年2月〕
絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美は、被災後の陸前高田へ移り住み、変わりゆく風景、人びとの感情や語り、自らの気づきを、ツイッターで継続して記録、復興への“あわいの日々”に生まれた言葉を紡いできた。震災後七年間の日記文学。