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『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』刊行記念 著者インタビュー

書名の由来 この本のタイトルは、先日ヤンゴンで亡くなったジャーナリスト・長井健司さんの「だれも行かない場所には、だれかが行かなきゃならない」という言葉がヒントになってます。長井さんが亡くなったニュースをテレビで見たときに…



『古本暮らし』刊行記念 特別エッセイ

「神保町ライター」という言がありますが、どちらかというと、わたしは中央線沿線の古本屋ばかりまわっているフリーライターです。  このたび『古本暮らし』と題する本を書きました。古本屋通いをはじめたのは高校時代、最初はアナキズ…



『古川ロッパ昭和日記』新装復刊!

古川ロッパ

古川ロッパは、昭和のはじめ、エノケン(榎本健一)と並び称された喜劇界のトップスター。 大食いの美食家で、身長168センチ、体重86キロの堂々たる体躯で劇場を沸かせていた。 中学時代より大の映画好きで、菊池寛の声かけから文…



祝 The who 来日! ピート・タウンゼンド『四重人格』復刊

The who(ザ・フー)とは…… ビートルズ、ローリング・ストーンズに続いて1964年、ピート・タウンゼンド(G)、ロジャー・ダルトリー(Vo)、ジョン・エントウィッスル(B、02年没)、キース・ムーン(Dr、78年没…



『翻訳者 北山克彦さんが語る 『さよなら僕の夏』 翻訳の現場から

『Farewell Summer』2006年刊

翻訳の楽しみと苦しみ、などと書き始めるといまさらながら気のひける話題ではある。とはいえ、「楽しみ」はさておき、「苦しみ」についてはなにかひとこと言いたくなるのも翻訳にあたるもののさがか、それとも当方のいたらなさを告白して…



『たんぽぽのお酒』の続編『さよなら僕の夏』 刊行!

作家の川端裕人さん、いしいしんじさん、詩人の蜂飼耳さんの書評の全文をご紹介します。 「たんぽぽのお酒」を初読したのは二十五年ほと前のこと。まだ十代だったぼくは、主人公のダグラス・スポールディングに心を寄せて、去りゆくこの…



レイ・ブラッドベリ著『たんぽぽのお酒』の世界へようこそ

少年の夏の日を描いた永遠の名作『たんぽぽのお酒』の原書が刊行されてから約50年。その続編にあたる、『Farewell Summer』が米国で先年発表され、今年87歳になる著者、レイ・ブラッドベリがなお健在であることを世界…