Category: 吉本隆明全集Subscribe to 吉本隆明全集



吉本隆明全集20[1983-1986]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 660頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978‐4‐7949‐7120-3 C0395〔2019年9月〕
埴谷雄高との論争「重層的な非決定へ」と『死の位相学』の序に代えて書き下ろされた「触れられた死」などの評論・エッセイと連作詩の最後の時期を収める。単行本初収録32篇。月報は、中島岳志氏 岩阪恵子氏 ハルノ宵子氏が執筆。第21回配本。



吉本隆明全集19[1982-1984]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 692頁 定価:7,700円(本体7,000円)
978‐4‐7949‐7119-7 C0395〔2019年4月〕
小説やCMから少女漫画まで、さまざまな作品を個々の作者ではなく「現在」という作者が生みだしたものとして論じる『マス・イメージ論』と、時期を接して生じた世界的な「反核」の動きを批判した「反核運動の思想批判」などを収める。単行本初収録6篇。第20回配本。



吉本隆明全集18[1980-1982]

吉本隆明全集18

吉本隆明 著
A5判変型・上製 672頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978‐4‐7949‐7118-0 C0395〔2019年1月〕
社会の転換期に生み出される「現在」の文学を論じた初めての本格的文芸時評『空虚としての主題』と、名作古典文学の深層と構造を鮮やかに描き切った『源氏物語論』、長く継続的にその主題を追って書き継がれた「アジア的ということ」などを収録する。単行本未収録3篇。第19回配本。



吉本隆明全集17[1976-1980]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 656頁 定価:7,370円(本体6,700円)
978‐4‐7949‐7117-3 C0395〔2018年9月〕
批評の現在を告知する「批評について」を序にすえた作家論集『悲劇の解読』とミシェル・フーコーとの対談を核に編まれた『世界認識の方法』のほか、同時期の評論、エッセイなどを収録する。第18回配本。



吉本隆明全集16[1977-1979]

吉本全集16

吉本隆明 著
A5判変型・上製 582頁 定価:本体6500円+税
978‐4‐7949‐7116-6 C0395〔2018年7月〕
100名にもおよぶ詩人の分析から、“戦後の感性”の源泉を明らかにした『戦後詩史論』。夭逝、病気、自死を余儀なくされた詩人たちに忍び寄る“季節の病像”を捉えた『吉本隆明歳時記』。2つの名作評論のほかに、単行本未収録2篇をふくむ、同時期の詩や評論、エッセイなどを収録。第17回配本。



吉本隆明全集15[1974-1978]

吉本隆明全集15

吉本隆明 著
A5判変型・上製 646頁 定価:本体6500円+税
978‐4‐7949‐7115-9 C0395〔2018年4月〕
著者の古典思想家論の集大成ともいえる『最後の親鸞』と、その後の宗教論の礎となった『論註と喩』などの評論・エッセイ、および『野性時代』連作の開始期の詩篇を収録する。また、長らく読むことが困難となっていた「『最後の親鸞』ノート」を再録。第16回配本。



吉本隆明全集14[1974-1977]

吉本全集14

吉本隆明 著
A5判変型・上製 584頁 定価:7,150円(本体6,500円)
978‐4‐7949‐7114-2 C0395〔2017年12月〕
わが国の和歌形式の詩は、いつ形づくられたのか――。「古事記」「日本書紀」から平安期の歌論書までを読み解き、その発生の起源から形式の成立まで統一的に論じる古典批評の書『初期歌謡論』。および、同時期に発表されたそれに関連する評論・講演・エッセイを収録。第15回配本。