現代写真論

――コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ

現代写真論シャーロット・コットン 大橋悦子・大木美智子訳
菊判変型 248頁
定価:2,860円(本体2,600円)
978-4-7949-6750-3 C0072 〔2010年〕


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写真は単なる記録媒体を超え、あらゆる価値を貯えこんだアートとして、表現の幅を広げている。イメージを精緻に構成したタブロー写真。建築や風景を超然と高度な画質で写し取るデッドパン写真。凡庸な事物を視覚に訴える被写体に変容させる表現があれば、日常のスナップのような写真から深い感情が際立ってくる私写真もある。世界の証言としての写真、ポストモダニズム的写真、その先の新世代の表現まで……。世界の現代アーティストによる作品243点を収め、歴史的にも美術的にも新しい解釈をあたえる無類の写真評論。

★書評掲載
共同通信配信(椹木野衣氏評)
紀伊国屋書店書評空間(大竹昭子氏評
アサヒカメラ2010.8(倉石信乃氏評)
図書新聞2010.8.28(日高優氏評)


★紹介記事掲載

ハーパース・バザー 2010.8
GQ 2010.8
真夜中 2010 Early Autumn
東京新聞 2010.8.1
アサヒカメラ 2010.11