安全と良心

――究極のリーダーシップ

竹田正興
四六判 228頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6779‐4 C0034 〔2012年〕


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「国民の7割は今の日本は危険!と感じている」と国土交通白書は通じたが、昨年、東日本大震災・原発事故が発生したその予感は的中した。消費者の安全を守るのは、実はリーダーと組織の「良心」「優れたリーダーシップ」であるとの持論をJRで要職を務めた著者が、臨場感溢れる鉄道重大事故の事例を中心に交えながら展開する。

転換を迫られる国や企業の安全文化
求められる「強固な良心のリーダーシップ」
本書の「事故未然防止論」は、国民待望の「安全論」だ。
初代内閣安全保障室長 佐々淳行推薦

目次

第1章 誰も応えられなかった「国民の危機感」
第2章 事業者の安全論
第3章 鉄道重大事故に学ぶ失敗学
第4章 規制緩和で安全は脅かされないか?
第5章 消費者の安全と品質理念
第6章 危機を迎えた事業者の安全
第7章 人類の危機を救う消費者の安全論
第8章 高品質、究極の安全実現の方策

◇竹田正興(たけだ・まさおき)
1940年新潟県生まれ。1963年、旧国鉄に入社。1996年、日本食堂(現NRE)社長に就任し、日本食堂の再建を成し遂げる。その後、国土交通省運輸審議会会長、交通協力会会長を務め、2011年には日本交通協会理事長に就任。現在に至る。
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