眼の奥に突き立てられた言葉の銛

――目取真俊の〈文学〉と沖縄戦の記憶

眼の奥に突き立てられた言葉の銛title=鈴木智之
四六判 212 頁
定価:本体2000円+税
978-4-7949-6798-5 C0095 〔2013年〕


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沖縄出身の作家・目取真俊の初期短編小説から最近の長編である『眼の奥の森』までにいたる諸作品の社会批評的読解を試みた、文化社会学をフィールドとしてきた著者による意欲作。
「読むこと」をめぐる自省を通じて、目取真俊の差し出すテクストが、読者を〈政治〉―〈文化〉的な出会いと衝突の場(コンタクトゾーン)へと呼びこんでいく過程を明らかにしようとする著者渾身の一書。

目次
序:目取真俊を読むということ――コンタクトゾーンの〈文学〉
第1章:雛の一撃――初期短編小説作品における〈弱さ〉の反転
第2章:寓話的悪意――『水滴』『魂込め』における戦場の記憶の形象
第3章:顔のない記憶――『伝令兵』を読むということ
第4章:輻輳する記憶――『眼の奥の森』における〈ヴィジョン〉の獲得と〈声〉の回帰
あとがき

◇鈴木智之
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学者。法政大学社会学部教授。
著書に『村上春樹と物語の条件』(青弓社)。共著に『戦後・小説・沖縄』(鼎書房)、『失われざる十年の記憶』(青弓社)、『ケアとサポート社会学』(法政大学出版局)など。

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