吉本隆明全集6 [1959‐1961]


吉本隆明著
A5判変型・上製 712頁
定価:7,150円(本体6,500円)
978-4-7949-7106-7 C00395 〔2014年3月〕


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長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡がここにある。

第6巻には、60年安保を挟む「戦後世代の政治思想」「擬制の終焉」などの政治思想評論、作家論、エッセイ群と詩を収める。第1回配本。

月報は、高橋源一郎氏・ハルノ宵子氏が執筆!

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【目次】


時のなかの死/孤独の幼女


もっと深く絶望せよ/工作者と殺人キッド/戦争のこと・平和のこと/「怒れる世代」をめぐって/社会主義リアリズム論批判/憂国の文学者たちに/戦争と世代/文学的表現について/詩人論序説/戦後世代の政治思想/若い世代のこと/知識人とは何か/短歌的表現の問題/日本ファシストの原像/大衆芸術運動について/言語の美学とは何か――時枝美論への一注意――/カンパの趣意は明快そのもの/映画的表現について――映像過程論――/読書について/腐食しない思想をもて されば希望は諸君のうちにある/芸術論の構図/短歌的喩について/〝パルタイ〟とは何か/ある履歴/擬制の終焉/短歌的喩の展開/白昼の部分と夜の部分/趣意書/想像力派の批判――現代批評家裁断――/「四季」派との関係/政治と文学の背理/去年の死/慷慨談――「風流夢譚」をめぐって――/睡眠の季節/現代学生論――精神の闇屋の特権を――/「党生活者」/葬儀屋との訣別/頽廃への誘い/軋み/詩とはなにか/マルクス主義文学とは何か/混迷のなかの指標/想い出メモ/芸術とディスコミュニケーション/六・一五事件と私/交通が成立たない部分/前衛的コミュニケーションについて/現状と展望/未来は負い目/思想的不毛の子/文芸時評


谷川雁論――不毛なる農本主義者――/中野重治/埴谷雄高論/永久革命者とは何か/『虚空』について/萩原朔太郎――その世界――/石川啄木/室生犀星――因果絵図――/恥について/時代の書の因果/小林秀雄――その方法――/西行論断片


河上徹太郎『日本のアウトサイダー』/井上光晴『虚構のクレーン』/橋川文三『日本浪曼派批判序説』/桑原武夫『研究者と実践者』/大江健三郎『孤独な青年の休暇』/『金子光晴全集』第一巻/椎名麟三『罠と毒』/金子光晴「落下傘」/感想――『銀行員の詩集《第10集》』――/武井健人編著『安保闘争』 日高六郎編『一九六〇年五月一九日』/歌集『喚声』読後/岡井隆歌集『土地よ、痛みを負え』を読んで/大岡信『抒情の批判』/埴谷雄高『墓銘と影絵』


岸上大作『意志表示』/本のうわさ――萩原朔太郎『詩の原理』――/詩人のノート/『異端と正系』あとがき/『試行』第一~二号後記/小伝

解題〈間宮幹彦〉

◇吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。

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