吉本隆明全集7 [1962‐1964]


吉本隆明著
A5判変型・上製 636頁
定価:本体6300円+税
978-4-7949-7107-4 C00395 〔2014年6月〕


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長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡がここにある。

第7巻には、重厚な評論「丸山真男論」と、「日本のナショナリズム」を中心とする論考、詩を収める。2篇の単行本未収録原稿(「宍戸恭一『現代史の視点』」「中村卓美『最初の機械屋』」)も収載。第2回配本。
月報執筆陣は、加藤典洋氏・ハルノ宵子氏!

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【目次】



丸山真男論
1 序論/2 「日本政治思想史研究」/3 総論


社会主義リアリズム/戦後文学の転換/日本のナショナリズムについて/近代精神の詩的展開/戦後文学の現実性/情況に対する問い/“終焉”以後/情況における詩/詩的乾坤/“対偶”的原理について/反安保闘争の悪煽動について/戦後文学論の思想/「政治と文学」なんてものはない/非行としての戦争/模写と鏡/「政治文学」への挽歌/いま文学に何が必要かⅠ/戦後思想の価値転換とは何か/性についての断章/いま文学に何が必要かⅡ/「近代文学」派の問題/いま文学に何が必要かⅢ


日本のナショナリズム/過去についての自註


死者の埋められた砦/佃渡しで/沈黙のための言葉/信頼/われわれはいま――


江藤淳『小林秀雄』/詩のなかの女/斎藤茂吉――『赤光』について――/本多秋五――自由と必然――/埴谷雄高の軌跡と夢想/埴谷雄高氏への公開状/埴谷雄高『垂鉛と弾機』/渋沢龍彦『神聖受胎』/清岡卓行論/啄木詩について/折口学と柳田学/「東方の門」私感/ルソオ『懺悔録』/高村光太郎鑑賞/中野重治/壺井繁治/金子光晴/倉橋顕吉論/無方法の方法/本多秋五『戦時戦後の先行者たち』/『花田清輝著作集Ⅱ』


「思想の科学」のプラスとマイナス/『ナショナリズム』編集・解説関連/宍戸恭一『現代史の視点』/中村卓美『最初の機械屋』/「言語にとって美とはなにか」連載第三回註記/『擬制の終焉』あとがき/『吉本隆明詩集(思潮社版)』註記/「丸山真男論」連載最終回附記/『丸山真男論(増補改稿版)』後註/『模写と鏡』あとがき/「試行」第3~12号後記/三たび直接購読者を求める/「報告」

解題〈間宮幹彦〉

◇吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。

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