ネット右翼の終わり

――ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか――

古谷経衡 著
四六判 256頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6882-1 C0095 〔2015年7月〕


アマゾンで購入する
楽天ブックスで購入する
セブンネットで購入する

 

ネット右翼に対する保守派側からの徹底的な批判・検証

ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか。ネット上にはびこる差別的発言は、なぜ根絶されることなく再生産され続けるのか。この問題を解くためには、「ネット右翼」と「保守(論壇)」の癒着の構造を理解しなければならない。保守派を自認する若き論客が、ネット右翼たちとのリアルな交流に基づいて世に問う、内側から見た「ネット右翼」の構造分析。「ヘッドライン寄生」「マトリックス史観」などのキーワードを基に、「ネット右翼」の闇を紐解いていく、著者による「ネット右翼」分析の集大成。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【目次】

プロローグ 安倍政権下で弱体化する「ネット右翼」と「保守」
第1章 ネット右翼とは何か? 保守とは何か?
第2章 ネット右翼 その発生と誕生
第3章 「狭義のネット右翼」への分岐と「ヘッドライン寄生」
第4章 「狭義のネット右翼」の実相
第5章 土着化する保守王権
終わりに ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか?

 

古谷経衡(ふるや・つねひら)
著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。インターネット問題からアニメ・映画評論まで、幅広い分野で執筆、講演活動などを行っている。おもな著書に『インターネットは永遠にリアル社会を超えられない』(ディスカヴァー21)、『欲望のすすめ』(KKベストセラーズ)、『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)、『知られざる台湾の反韓』(PHP研究所)、『クールジャパンの嘘』(総和社)など多数。

☆書店様へ・・・注文書ダウンロードはこちら

関連書籍