カンディード

ヴォルテール著 堀茂樹 訳
四六判上製 256頁
定価:本体1800円+税
978-4-7949-6927-9 C0098〔2016年6月〕


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堀茂樹の痛快な新訳で古典的名著が現代に甦る

心優しく純朴な青年カンディードは、美しき男爵令嬢に恋をしたことから故郷を追放され、世界各地を転々とする。最善説を唱える恩師パングロスの教えとは裏腹に、行く先々で戦乱や盗難、そして大地震など、度重なる苦難と災いに見舞われながら、試練と冒険の旅を続ける。そして、ついに見つけた“真理”とは……。18世紀の社会・思想への痛烈な批判を、主人公の過酷な運命に託した、啓蒙思想家ヴォルテールの代表的名作。

堀茂樹によるあとがき解説「『カンディード』を面白く読むために」を収録。

 

◇ヴォルテール
1694~1778 年。啓蒙主義を代表するフランスの哲学者であり、作家、文学者、歴史家としても活躍。1718 年、処女作『エディプス(オイディプス)』がコメディ・フランセーズで大成功を収める。26 年、名門貴族家とのトラブルでバスティーユ牢獄に投獄され、その後、イギリスに亡命。イギリスでジョン・ロックなどの哲学に影響を受け、34 年、フランス社会を批判した『哲学書簡』を刊行するが、発禁処分となる。人間の理性を信頼し、自由を信奉し、権力と闘う執筆活動や発言は、ヨーロッパ全域に影響を与えた。
◇堀茂樹(ほり・しげき)
1952年滋賀県生まれ。翻訳家。慶應義塾大学総合政策学部教授。専攻はフランス文学・思想。著書に『今だから小沢一郎と政治の話をしよう』(祥伝社)。訳書にアゴタ・クリストフ『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』をはじめ、アニー・エルノー『シンプルな情念』(すべて早川書房)、エマニュエル・トッド『シャルリとは誰か?』(文藝春秋)など多数ある。

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