〈韓国文学のオクリモノ〉作家来日イベント ※このイベントは終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

『誰でもない』ファン・ジョンウンさんを囲む
一夜かぎりの読書会@神保町ブックハウスカフェ

2018年1月に晶文社より最新作品集『誰でもない』が刊行となり、日本での本格的な紹介が始まったファン・ジョンウン。3月には河出書房新社より長編『野蛮なアリスさん』が刊行されます。今回、刊行記念で来日される作家を招いて、『誰でもない』読書会を開催します。すでにTwitterなどでも絶賛の声が寄せられていますが、心をわしづかみにされた読者のみなさん、作家の生の声に触れられる機会をお見逃しなく!

前半はファン・ジョンウンさんとナビゲーター倉本さん、斎藤さんとのディスカッション形式で行います。後半はみなさんから質問を募り、ファン・ジョンウンさんに答えていただきます。

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ゲスト◇ファン・ジョンウンさん
ナビゲーター◇倉本さおりさん(書評家)、斎藤真理子さん(翻訳家)
日時◇2018年4月3日(火)19:00~20:30(18:30受付開始)
会場◇こどもの本専門店 ブックハウスカフェ(神保町駅A1出口より徒歩1分)
詳しいアクセスはこちら
定員◇25名(申込先着順)
参加費◇無料
お申し込み
◇以下のアドレスに、①お名前・②所属(任意)を書いてお送りください。その際、件名を「韓国文学イベント」として頂けると助かります。複数名の参加を希望される場合は、全員のお名前をお書きくださいますようお願いします。お申込みのメールをくださった方には、数日中に確認の返信メールを差し上げます。3日経っても返信がない場合はお問合わせください。

定員に達しましたので、受付を終了いたします。
キャンセルによる空きが出た場合、改めてこちらでお知らせします。

※キャンセルの場合は前日までに必ず上記メールアドレスまでご連絡ください。
※通訳が入りますので、韓国語がわからない方もご参加いただけます。
新刊情報はこちら!『野蛮なアリスさん』(河出書房新社、3月26日発売予定)
※4月4日(水)、紀伊国屋新宿本店で刊行記念イベント「韓国文学のいま――小説と社会の最前線」ファン・ジョンウンさん×斎藤真理子さんトークイベント が開催されます。

共催◇韓国文学翻訳院、晶文社

 

◇ファン・ジョンウン
1976年、ソウル生まれ。2005年、短編「マザー」でデビュー。08年、最初の短編集『七時三十二分 象列車』を発表すると、現実と幻想をつなぐ個性的な表現方法が多くの人の心を捉え、一世を風靡する。10年、最初の長編小説『百の影』で韓国日報文学賞、12年、『パ氏の入門』で申東曄文学賞、14年、短編「誰が」で李孝石文学賞、15年、『続けてみます』で大山文学賞、17年、中編「笑う男」で金裕貞文学賞など、数々の文学賞を受賞。作品を発表するごとに注目を集め、「現在、最も期待される作家」と評判をよんでいる。邦訳に『誰でもない』(晶文社)、『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)がある。
◇倉本さおり(くらもと・さおり)
ライター。書評家。『週刊金曜日』書評委員、『小説トリッパー』クロスレビュー、『文學界』新人小説月評担当中のほか、『週刊新潮』で「ベストセラー街道をゆく!」、『FRaU』で「ホンとの消費学入門」連載中。共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)がある。
◇斎藤真理子(さいとう・まりこ)
翻訳家。訳書にパク・ミンギュの『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『ピンポン』(白水社)、『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』(晶文社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ファン・ジョンウン『誰でもない』(晶文社)、『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)など多数。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。2018年5月にはチョン・ミョングァン『鯨』(晶文社)を刊行予定。