『合格への花道』第4回

自分の力で掴み取った合格!
精神面で成長した1年でした
東京理科大学 理工学部 建築学科2年
A.Mさん(田園調布学園高等部)

●高い目標に挑戦することでモチベーションを維持
●数学は教科書と簡単な問題集で数学的思考力を養うことからスタート
●通学電車内で1日100英単語を暗記! 読解力が格段にアップ
●「自分で成し遂げた」達成感! 受験勉強は精神面で私を成長させてくれた

高い目標に挑戦することでモチベーションを維持

志望校をはっきり決めたのは、高2の2月です。自分のやりたいことを学べる大学の中で、難関大を中心に志望しました。重視したのは難易度の高さでした。当時の私の成績では合格できるレベルではなかったのですが、目標を高くしたのは、自分がそのレベルに追いつきたいと思ったからです。
その目標がきっかけになり、志望校を決めてすぐに受験勉強を始めました。自宅では集中できず、塾にも通っていなかったので、隣駅の自習室を自分で探して通いました。平日は放課後の4時間、休日は6~7時間が自習時間でした。初めのうちは集中力が持たなかったのですが、続けていると習慣になってきて、そのうち早朝にも学校で自習するようになりました。受験勉強のモチベーションとしては、やっぱり志望校を目指す思いが大きかったです。また、限られた時間でどれだけ成績を上げられるか挑戦してみたいという思いもあり、受験には積極的になれました。

数学は教科書と簡単な問題集で
数学的思考力を養うことからスタート

第一志望が国立大学だったので、受験に必要な5教科すべてを勉強していました。理科は物理と化学、社会科は地理の選択です。基本的に学校で使っている参考書や問題集を利用しました。
私は理系クラスにいながら数学が一番苦手で、不得意分野が多いことが難点でした。そこで、まずは教科書と簡単な問題集を一通りおさらいして、内容を理解することから始めました。この過程で、単元の流れを客観的に把握でき、また数学的な考え方が分かってきます。同時進行で、高3の春から一般入試対策として、青チャートで色々なパターンの問題にチャレンジしました。ただ問題を解くだけでなく、別解や公式などを導出できるまで理解したところ、初見問題も自力で考えられる力がつきました。


通学電車内で1日100英単語を暗記!
読解力が格段にアップ

英語は、苦手意識がない一方で成績が上がらず悩んだ教科です。読解問題で読めない単語があることで苦労していたので、高3の夏に、『英単語ターゲット1900』に載っている英単語を全て暗記しました。登下校の電車内で1日約100語ずつ、定期的に総復習もするようにしたところ、夏休み明けの模試では文章題が格段に読めるようになり、英作文の語彙も大幅に増えました。後期に入ってからは、覚えた単語の復習と、読解力・集中力を身につけるため、超長文読解問題を丁寧に解きました。初めは時間を決めて問題を解き、次に読めなかった部分の文法を一文ずつ確認しました。最後にCDでシャドーイングを何度も繰り返しました。リスニング力にも直結するのでおすすめです。
センター試験対策も手を抜かずに取り組みました。12月に入ってからは、ひたすら過去問を解いて、手早く問題を処理する練習をしました。センター試験の勉強は基礎学力とスピードが身につくので、一般入試対策の前段階としてやっておいて損はないです。私大のほとんどは一般方式での出願でしたが、中にはセンター試験のみの利用で合格できたところもありました。

「自分で成し遂げた」達成感!
受験勉強は精神面で私を成長させてくれた

最後に、結果として私は第一志望の大学には届きませんでした。けれども、高い目標を持ったことは、なりたい自分に近づく努力をするきっかけになり、少なくとも志望校に合格するくらい成績は上がりました。やるべき勉強は全部自分で決めたので、合格した時には「自分の力で成し遂げた」という達成感がとても大きく、精神面でも成長した1年になったと思います。限られた時間の使い方は人それぞれですが、受験生の皆さんには、理想の自分を目指して、一日一日を後悔しないように過ごして欲しいです。

【併願校と合否】
東京理科大学理工学部建築学科 合格→★入学
法政大学デザイン工学部建築学科 合格
東北大学工学部建築・社会環境工学科 不合格
明治大学理工学部建築学科 不合格