ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

yoshimoto

一九八七―一九八九一九八七―一九九〇一九八七―一九九一一九九一―一九九三26 25 24●一九七五(昭和50)年 五十一歳十月 文京区千駄木三丁目の閑静な場所に宅地約二百二十㎡を購入。家を建てる予定だったが実現しないまま後に手放す。●一九七六(昭和51)年 五十二歳十月 『最後の親鸞』(春秋社)刊。●一九八〇(昭和55)年 五十六歳三月 文京区本駒込三丁目の現在の住居を割賦で購入。借地権で家屋のみの所有。六月 佐賀市での講演の後、天草を再訪する。のちに詩集『記号の森の伝説歌』(角川書店)となる、連作詩の取材の旅。八月 長女・多子、『ラストセイリング』で第3回「ララ新人まんが賞」に準入選し(入選なし)、デビュー。筆名・ハルノ宵子。●一九八四(昭和59 )年 六十歳七月 『マス・イメージ論』(福武書店)刊。八月頃 雑誌『アンアン』(九月二十一日号)にファッション論を寄稿。肖像写真の撮影で「コムデギャルソン」の服を着る。翌年、埴谷雄高と「コムデギャルソン論争」。●一九八七(昭和62)年 六十三歳九月 イベント「いま、吉本隆明25時~ 24 時間連続講演と討論」を中上健次、三上治と主催。東京・品川の倉庫で講演・対談・芝居・都はる23*「未知の現在」を追いつめることと追いつめられることのせめぎ合いが急迫する『ハイ・イメージ論』の「Ⅱ」、この論考と平行するように書き下ろされた詩人論『宮沢賢治』を収める*『共同幻想論』の「現在」版とも規定された『ハイ・イメージ論』の「Ⅲ」、唯一のテレビ時評『情況としての画像』などを収める[単行本未収録十九篇]*初期ヴェイユの考えにそっとじぶんの考えをブレンドし、いたましいヴェイユの貌を描き出した『甦えるヴェイユ』などを収める[単行本未収録八篇]*『ハイ・イメージ論』の続編「Ⅳ」ともいうべき『母型論』と中東湾岸戦争についての発言などを収める[単行本未収録二十篇]?千駄木一丁目の家の書斎で、うたたねをする全巻内容ハイ・イメージ論Ⅱ 宮沢賢治ハイ・イメージ論Ⅲ 情況としての画像 七〇年代のアメリカまで 生きていた西行 島尾敏雄の世界 異境歌小論 いそいで岡本かの子 東京についてのノート 南島論1 南島論2 三浦つとむ 他甦えるヴェイユ 一眼レフのカメラ 写真修行 小栗康平監督『死の棘』 月島の思い出 動機なき親殺し 世界転向論 病院のこと 戦争放棄の「憲法第九条」 三島由紀夫「檄」のあとさき 良寛書字「二十世紀末の日本文化を考える」 他母型論 中東湾岸戦争私論 「芸」としてみた中東戦争 上野公園の冬 こんどソ連で起こったこと 「笑」はどこへ行った。隅田川昨今 背景の記憶 わが読書 中島みゆきという意味ラフカディオ・ハーンとマルチニーク島 ビートたけしの映像 おもろそうし 三木成夫について 清岡卓行の大連 他