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概要

yoshimoto

一九九〇―二〇〇一一九九九―二〇〇一一九九〇―二〇〇四二〇〇四―二〇〇七二〇〇七―二〇一二36 34 33 32●二〇〇八(平成20)年 八十四歳七月 昭和女子大学人見記念講堂で「芸術言語論~沈黙から芸術まで~」を講演。車椅子で登壇し、聴衆二〇〇〇人に向け約三時間話す(「ほぼ日刊イトイ新聞10周年記念講演」)。●二〇〇九(平成21)年 八十五歳一月 NHK、前年七月の講演を中心に構成したドキュメンタリー「吉本隆明 語る~沈黙から芸術まで~」を放送。九月 花巻市主催第19回「宮沢賢治賞」受賞。贈呈式に赴き受賞記念講演。●二〇一二(平成24)年一月二十二日 発熱のため日本医科大学付属病院に緊急入院。以後同病院で加療。三月十六日(十五日深夜)肺炎により死去。行年八十七歳。十七日に通夜、十八日に葬儀が築地本願寺和田堀廟所で執り行われる。九月十五日同廟所の吉本家の墓に納骨。法名・釋光隆。十月九日午後 妻・和子 自宅で老衰により死去。行年八十五歳。十一日に通夜、十二日に葬儀。十二月九日に納骨される。法名・釋清和。(作成・石関善治郎)3738別巻35*長い時間をかけて連載された三冊の本*「語り」によって構成された四冊の本*十二の作品を論じた『夏目漱石を読む』、英国留学と満韓の旅を論じた『漱石の巨きな旅』、新聞雑誌の社会・政治時評を再構成した『吉本隆明のメディアを疑え』などを収める[単行本未収録三十七篇]*古代から現代までのさまざまな書きものから選ばれた言葉に批評をふした『思想のアンソロジー』、生涯のうちで一番多感な想像上の「中学生」に向けて書かれた『中学生のための社会科』などを収める[単行本未収録多数]*常識的な問いと答えを捨ててどうでもよさそうことから考えをはじめる『真贋』、言語について最後までその考えを推し進めようとした『日本語のゆくえ』、最後の連載となった食についてのエッセイ集『開店休業』などを収める[単行本未収録多数]?宮沢賢治賞受賞。花巻市で賢治を語る全巻内容c ほぼ日刊イトイ新聞匂いを読む 写生の物語 食べものの話詩人・評論家・作家のための言語論 僕なら言うぞ! 老いの幸福論 今に生きる親鸞夏目漱石を読む 漱石の巨きな旅 吉本隆明のメディアを疑え 本についての悪 島・列島・環南太平洋への考察 空閑地 偲大原富枝 「将たる器」の人 詩学叙説 本多秋五さんの死 川上春雄さんを悼む 永遠と現在 知っている限りで「SMAP」のこと 高橋源一郎について 他思想のアンソロジー 「ならずもの国家」異論 中学生のための社会科 家族のゆくえ 猫の肉球に関する考察 詞人と詩人 言語論要綱 清岡卓行を悼む 他真贋 日本語のゆくえ 開店休業 長老猫の黒ちゃんへ 大きい猫と小さい子供の話 小川国夫さんを悼む 「日常的探検・冒険」論 神話伝承と古謡 歌集『おほうなはら』について 鶉屋書店の想い出 親鸞の最終の言葉 他書簡Ⅰ 川上春雄宛全書簡書簡Ⅱ写真アルバム生活史年譜(石関善治郎編)著作年譜(宿沢あぐり編)