開発ノート 本とアプリの関係

某月某日

 一番最初に考えた頃は、アプリの内容は本で売られているものとまったく同じものだった。
 安直だが、そういうものだろう。
 しかし、買ったひとはどうするんだろう。新しくアプリを買ってくれるのか。復習用に本より軽いものでというわけか。
 値段を付けて売るのだろうか。本を持っている人なら無料でというのも、パスコードなどを発行して認証する仕組みにお金がかかりすぎてしまうだろう。
 とにもかくにも、そのまんまじゃ売れない、と思ったのは結構早い段階だった。無料で過去問を出して公開している強者だっている。
 本とは違う問題が購入できる。これだったら間違いなく鉄板で売れるだろう。