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なぜヴィーガンか?

なぜヴィーガンか?

――倫理的に食べる

ピーター・シンガー 著 児玉聡 林和雄 訳
四六判上製 152頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7368-9 C0010 〔2023年7月〕
動物の苦しみ、気候危機、健康な食生活を気にかけるすべての人へ。「最も影響力のある現代の哲学者」ピーター・シンガーが動物解放論、ヴィーガニズムとベジタリアニズムについて書き継いできたエッセイと論考を精選。



吉本隆明全集31[1998-1999]

吉本隆明全集31

吉本隆明 著
A5判変型上製 520頁 定価:7,150円(本体6,500円)
978-4-7949-7131-9 C0395〔2023年5月〕
人類史の一番多様な可能性を持つ母型を掘り下げることが同時に歴史の未来にとって最大の射程をもつものとみなす『アフリカ的段階について』、溺れかかったのだからという提案に応えて作られた『遺書』などを収める。『父の像』の初期稿にあたる「逸作の父性像」を初収録。第32回配本。



住職さんは聞き上手

住職さんは聞き上手

――釈徹宗の だから世間は面白い

釈徹宗 著
四六判並製 304頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7352-8 C0095〔2023年2月〕
仏様の教えを体現し、どんな相手からもよいお話を引き出せる座談の名人・釈徹宗先生がホストとなった対談集。スポーツ、アート、文学、教育、将棋、人工知能、生命科学などの世界の第一線で活躍する著名人たちとの妥協なき16の語らいを収録。



人新世の人間の条件

人新世の人間の条件

ディペシュ・チャクラバルティ 著 早川健治 訳
四六判上製 180頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7333-7 C0010〔2023年2月〕
「人新世」の正体を、あなたはまだ何も知らない――人文学界で最も名誉ある「タナー講義」を、読みやすい日本語へ完訳。地質学から歴史学まで、あらゆる学問の専門家の知見を総動員し、多くの分断を乗り越えて環境危機をファクトフルに考えるための一冊。



吉本隆明全集30[1970-1997]

吉本隆明 著
A5判変型上製 692頁 定価:7,590円(本体6,900円)
978-4-7949-7130-2 C0395〔2022年12月〕
全121項目からなる壮大な大著。『試行』に終刊まで連載された「目の知覚論」「身体論」「関係論」「了解論」の4部からなる長編評論『心的現象論』を収録する(※「目の知覚論」については著者の初出赤字入れ稿を底本とする)。第31回配本。



日本語からの哲学

日本語からの哲学

――なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?

〈犀の教室〉平尾昌宏 著
四六判並製 312頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7327-6 C0010〔2022年9月〕
〈である〉と〈です・ます〉、二つの文末辞の違いを掘り下げていった末にたどり着いたのは、全く異なる二つの世界像=哲学原理だった。日本語で哲学することの可能性を追求した画期的な論考。



吉本隆明全集29[1993-1997]

吉本隆明全集29

吉本隆明 著
A5判変型上製 620頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978-4-7949-7129-6 C0395〔2022年8月〕
先進諸国家が当面する現状を「超資本主義」の産業経済段階にあるとみなし、オウム―サリン事件を挟む情況を論じる『超資本主義』『思想の原像』、水難事故後はじめて語り下しの形で質問事項に答えて構成された『ぼくならこう考える』を収める。第30回配本。