吉本隆明 著 A5判変型上製 528頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7132- C0395〔2023年9月〕 Ⅰ部に「匂いを読む」と「写生の物語」、Ⅱ部に「食べものの話」と、長い時間をかけて連載された三冊の本を収める。Ⅲ部にはエッセイ・評論、Ⅳ部には短文や後書きの類いを収録。第33回配本。月報は宇田川悟氏(作家)が執筆。
吉本隆明 著 A5判変型上製 520頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7131-9 C0395〔2023年5月〕 人類史の一番多様な可能性を持つ母型を掘り下げることが同時に歴史の未来にとって最大の射程をもつものとみなす『アフリカ的段階について』、溺れかかったのだからという提案に応えて作られた『遺書』などを収める。『父の像』の初期稿にあたる「逸作の父性像」を初収録。第32回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 692頁 定価:7,590円(本体6,900円) 978-4-7949-7130-2 C0395〔2022年12月〕 全121項目からなる壮大な大著。『試行』に終刊まで連載された「目の知覚論」「身体論」「関係論」「了解論」の4部からなる長編評論『心的現象論』を収録する(※「目の知覚論」については著者の初出赤字入れ稿を底本とする)。第31回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 620頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978-4-7949-7129-6 C0395〔2022年8月〕 先進諸国家が当面する現状を「超資本主義」の産業経済段階にあるとみなし、オウム―サリン事件を挟む情況を論じる『超資本主義』『思想の原像』、水難事故後はじめて語り下しの形で質問事項に答えて構成された『ぼくならこう考える』を収める。第30回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 656頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978-4-7949-7128-9 C0395〔2022年4月〕 雑誌編集部の挑発を受けて立って構成された『わが「転向」』、および西伊豆で水難事故に遭った前後の文章などを収める。単行本未収録53篇。第29回配本。月報は辺見庸さん(作家)、道浦母都子さん(歌人)、ハルノ宵子さん(漫画家・作家)が執筆。
吉本隆明 著 A5判変型上製 662頁 定価:7,370円(本体6,700円) 978-4-7949-7127-2 C0395〔2021年12月〕 最後の詩「わたしの本はすぐに終る」、および「現在」という作家と日々生み出される作品の作者たちの関心のありかを結びつけて論じる『現在はどこにあるか』などを収める。第28回配本。月報は末次弘氏、前田英樹氏、ハルノ宵子氏が執筆。
吉本隆明 著 A5判変型上製 554頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7126-5 C0395〔2021年8月〕 『ハイ・イメージ論』の続編「IV」ともいうべき『母型論』と中東湾岸戦争についての発言などを収める。単行本未収録6篇(「些事を読みとる」「鶴見さんのこと」「太宰治を思う」ほか)。月報は山崎哲さん(劇作家)、菅原則生さん(『続・最後の場所』)、ハルノ宵子さん(作家・漫画家)が執筆。第27回配本。
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