ペク・ソルフィ、ホン・スミン 著 渡辺麻土香 訳 四六判並製 192頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7394-8 C0036〔2023年11月〕 少女文化コンテンツがもつ二面性への問いを発端とし、ディズニープリンセス、おもちゃ、外遊び、ゲーム、魔法少女アニメ、文学、K-POPアイドルまで、子どもたちが触れるコンテンツが内包するジレンマ、問題点を洗い出す。
メアリー・L・グレイ シッダールタ・スリ 著 柴田裕之 訳 四六判並製 448頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7348-1 C0095 〔2023年4月〕 あらゆるものがオートメーション化する世界の背景で増加する見えない労働(者)とは。文化人類学×計算社会学から、猛烈なスピードで変化する「労働」を考える。
〈犀の教室〉岡田憲治 著 四六判並製 304頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7359-7 C0036 〔2023年4月〕 心をザワつかせる不平等も、友だち関係のうっとうしさも、孤立したくない不安も……教室で起きるゴタゴタには、政治学の知恵が役に立つ! 学校エピソードから人びとのうごめきを読みといて、社会生活をくぐりぬけていこう。人が、社会が、政治が、もっとくっきり見えてくる。
坂爪真吾 著 四六判並製 232頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7341-2 C0095〔2022年12月〕 正義と正義がガチでぶつかるツイッターという戦場は、正義を学ぶための最も身近な教室でもある。これからの社会を生きる若者たちが、リスクをふまえ批判や炎上を恐れず、自分が正しいと思う主張を堂々と発信し、他者と対話していくためのノウハウを伝えるテキスト。
クリスティーナ・カッターネオ 著 栗原俊秀 訳 岩瀬博太郎 監修 四六判並製 258頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7336-8 C0095〔2022年11月〕 数字としてまとめられる身元不明の遺体、「顔のない遭難者たち」の背後にも、それぞれの名前と物語がある。遺された人が死と向き合うため尽力し続ける人々の法医学ノンフィクション。
村上陽一郎 編 四六判並製 264頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7335-1 C0095〔2022年10月〕 わたしたちは誰を信じればいいのか? 何を指針とすればいいのか? 科学、テクノロジー、歴史、メディア……多彩な分野から執筆陣を招き、専門知のあり方を問いなおす論考集。求められる知の実体を探り、どのように社会に生かすことができるかを考える。
レスリー・カーン 著 東辻賢治郎 訳 四六判並製 282頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7329-0 C0036〔2022年9月〕 なぜ、ベビーカーは交通機関に乗せづらいのか? 暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなければならないのはどうしてか? 女性が当たり前に感じてきたこれらの困難は、じつは男性中心の都市計画のせいかもしれません。都市に組み込まれた社会的不平等を明らかにしながら、だれにとっても暮らしやすいまちづくりとはなにかを考える。
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