Category: 思想・哲学Subscribe to 思想・哲学



利他・ケア・傷の倫理学

利他・ケア・傷の倫理学

――「私」を生き直すための哲学

〈犀の教室〉近内悠太 著
四六判並製 304頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7414-3 C0095 〔2024年3月〕
大切にしているものが一人ひとりズレる社会で、善意を空転させることもなく、人を傷つけることもなく、生きていくにはどうしたらよいのか? 人と出会い直し、歩み直し、つながりを結び直すための、利他とは何か、ケアの本質とは何かについての哲学的考察。



恋愛の哲学

恋愛の哲学

戸谷洋志 著
四六判並製 236頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7411-2 C0095 〔2024年2月〕
哲学は「恋愛」を語ることから始まった。クズへの愛はなぜ成立するのか? なぜ私は愛されたいのか? 永遠の愛は成立するのか? 現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門!!!



吉本隆明全集34[1990-2004]

吉本隆明全集34

吉本隆明 著
A5判変型上製 704頁 定価:7,810円(本体7,100円)
978-4-7949-7134-0 C0395〔2024年4月30日発売予定〕
『吾輩は猫である』『夢十夜』などの漱石の12作品を論じた『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞受賞作)、英国留学と満韓の旅を論じた『漱石の巨きな旅』、新聞雑誌の社会・政治時評を再構成した『吉本隆明のメディアを疑え』などを収める。単行本未収録47篇。第35回配本。



宇宙・動物・資本主義

宇宙・動物・資本主義

――稲葉振一郎対話集

稲葉振一郎 著
四六判並製 608頁 定価:4,180円(本体3,800円)
978-4-7949-7417-4 C0010〔2024年5月24日発売予定〕
現代日本が誇る不世出の社会哲学者・稲葉振一郎の膨大な仕事、広大な関心領域を一望のもとに収めた初の対談集。人間とはいかなる存在か? AIや動物は? そして社会はどこへ向かうのか? 本書初出6本を含む白熱の対論12本!



撤退学宣言

撤退学宣言

――ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ

〈犀の教室〉堀田新五郎 著
四六判並製 260頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7406-8 C0010〔2024年2月〕
暴走する資本主義の先に待ち受けるカタストロフィーを回避するためには、撤退する知性が必要だ。「脱成長」にもつながるマニフェスト。



吉本隆明全集33[1999-2001]

吉本隆明全集33

吉本隆明 著
A5判変型上製 484頁 定価:7,150円(本体6,500円)
978-4-7949-7133-3 C0395〔2023年12月〕
「語り」によって構成された4冊の本を収録する。第34回配本。月報は夏石番矢氏(俳人)、友常勉氏(近代日本思想史)が執筆。



批評と生きること

――「十番目のミューズ」の未来

片岡大右 著
四六判並製 408頁 定価:2,640円(本体2,400円)
978-4-7949-7395-5 C0095 〔2023年11月〕
ギリシア神話の九人のミューズ。それに続く十人目の詩神こそが「批評」。「批評」と「生きること」の関係を再定義・再構築する試み。