サイディヤ・ハートマン 著 榎本空 訳 四六判上製 376頁 定価:3,080円(本体2,800円) 978-4-7949-7376-4 C0095 〔2023年9月〕 奴隷になるとはいかなることか? 奴隷制の後を生きるとはいかなることか? 歴史を剝ぎ取られ母を失った人々の声を時を超えてよみがえらせる、現代ブラック・スタディーズの古典にして、紀行文学の傑作。
クリスティーナ・ハモンズ・リード 著 原島文世 訳 四六判並製 448頁 定価:2,860円(本体2,600円) 978-4-7949-7379-5 C0097 〔2023年8月〕 暴動が起きた日から、世界は「あたしたち」と「あいつら」のふたつに分かれた――。ブラック・ライヴズ・マター(BLM)の源流となったロサンゼルス暴動という、じっさいの歴史的事件に着想を得た長編小説。NYタイムズ・ベストセラー選出、ウィリアム・C・モリス賞ファイナリスト。
アラン・マバンク 著 藤沢満子 石上健二 訳 四六判上製 408頁 定価:2,970円(本体2,700円) 978-4-7949-7351-1 C0097 〔2023年2月〕 少年ミシェルの周りにおこる数々の波瀾、ユーモラスな出来事、不思議な経験を作家アラン・ マバンクは淡々と暖かい眼差しで描いていく。2015年マン・ブッカー国際賞ファイナリストによる、少年期の思い出を描いた感動の自伝小説。
〈韓国文学のオクリモノ〉 チョン・ミョングァン 著 斎藤真理子 訳 四六判並製 496頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7000-8 C0097 〔2018年5月〕 誰が知るだろう、この物語のすべてが一編の復讐劇でもあるということを──巨大な鯨と煉瓦工場、華やかな劇場をめぐる母娘二代の壮絶な人生ドラマを描き出す一大叙事詩。第10回文学トンネ小説賞受賞作。〈韓国文学のオクリモノ〉シリーズ最終巻・第6回配本。
〈韓国文学のオクリモノ〉 キム・グミ 著 すんみ 訳 四六判並製 328頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6993-4 C0097 〔2018年3月〕 会社での地位を失った男が思い出したのは、16年前のある関係だった。第7回若い作家大賞を受賞した表題作や、若い作家賞受賞作「趙衆均氏の世界」など、今の世代の心の質感を描く9つの物語。〈韓国文学のオクリモノ〉シリーズ第5回配本。
〈韓国文学のオクリモノ〉 ファン・ジョンウン 著 斎藤真理子 訳 四六判並製 256頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6987-3 C0097 〔2018年1月〕 いま韓国で最も次回作が待たれ、国際的にも注目を浴びる作家の最新作品集! 経済的な格差がますます激しくなっていくなか、今を懸命に生きる人々の悲哀に満ちた日常を、静かな筆致で鋭く描いた8つの作品を収録。<韓国文学のオクリモノ>シリーズ第4回配本。
〈韓国文学のオクリモノ〉 キム・エラン 著 古川綾子 訳 四六判並製 276頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6981-1 C0097 〔2017年12月〕 若くして国内の名だたる文学賞を軒並み受賞しているキム・エラン。韓国日報文学賞を歴代最年少で受賞した表題作や、第1回大山大学文学賞を受賞した「ノックしない家」など9編を収載したデビュー作、待望の邦訳。<韓国文学のオクリモノ>シリーズ第3回配本。
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