吉本隆明全集33[1999-2001]

吉本隆明 著
A5判変型上製 484頁
定価:7,150円(本体6,500円)
978-4-7949-7133-3 C0395〔2023年12月〕


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「語り」によって構成された4冊の本を収録する。
第34回配本。

月報は夏石番矢氏(俳人)、友常勉氏(近代日本思想史)が執筆。

〈『吉本隆明全集』既刊分の誤植・訂正情報について〉
2014年3月に刊行を開始いたしました『吉本隆明全集』既刊分の誤植その他の訂正情報は、全集最終刊行時にまとめてお知らせする旨、第8巻の月報末尾等に記しましたが、誤植にとどまらない誤認・誤記の類いも散見され、やはりなるべく早くお知らせするべきだと思い至り、遅ればせながらまとめる作業を開始いたしました。予定を変更し、訂正情報がまとまった順に、第28巻より順次掲載していく予定です。

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【目次】

Ⅰ 詩人・評論家・作家のための言語論
1 言語以前のこと
2 言葉の起源を考える
3 言語論からみた作品の世界
Ⅱ 僕なら言うぞ! ~世紀末ニッポンの正しい眺め方、つきあい方
老いの幸福論
Ⅲ 今に生きる親鸞
序章 親鸞との出会い
第1章 親鸞の生涯
第2章 親鸞の思想
第3章 親鸞の言葉
第4章 今に生きる親鸞

解題(間宮幹彦)

 

◇吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。
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