トンデモ学説をぶった斬ったら比較言語学の入門書になった件

――激論十番勝負

大山祐亮 著
四六判並製 256頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-8055-7 C0095〔2026年5月12日発売予定〕


アマゾンで購入する
楽天ブックスで購入する
セブンネットで購入する

 

<言語学習の鬼才>、無双する。

「その学説、論破させていただきます」
人文系最難関学問の一つ、比較言語学。「終わりゆく学問」の荒涼を、丹念な解説[ガイド]と柔軟な発想[アイディア]で紹介。

・『古事記』を別の言語で読み解くと本当の意味がわかる?
・日本語のルーツは●●語だ?
・すべての言語の源流にある言語は○○だ?

などなど、「トンデモ言語学説」及びさまざまな「トンデモ学説」の根底に流れる問題を一刀両断。「こうだったらよいのにな」という妄想・妄言をひとつずつ丁寧に潰していく真の啓蒙書。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【目次】

第1章:語源で読み解く古代文献

――えっ、古事記は日本語じゃなかったんですか!?

 

第2章:最強の語源

――ワタシの説明力は53万

 

第3章:日本語の起源を解き明かしてみせる!

――使命感に駆られ過ぎた人たち

 

第4章:民族と語族

――元は同じ言語を話していたのだから、俺たちは兄弟だ!

 

第5章:絶対すべての言語を分類するマン

――果たして俺達は分類がしたかったのか?

 

第6章:技術の勝利だ!

――最新の研究結果が示す日本語の起源

 

第7章:終わり良ければすべて良し

――検証に世紀の大発見を必要とする「仮説」の山

 

第8章:比較言語学の野望

――まだ見ぬ世界祖語を求めて、俺達の冒険は続く!

 

第9章:審判の不在

――「答えは神のみぞ知る」で勝負ができるのか?

 

第10章:戦いの果てに

――比較言語学の世界を焼き尽くす激論の後に残ったものとは

 

◇大山祐亮(おおやま・ゆうすけ)
1994年、栃木県生まれ。福州外語外貿学院外国語学院准教授。東京大学文学部卒業、同大大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は比較言語学。優秀な若手研究者の論文に贈られる、第13回東京大学南原繁記念出版賞(2022年)を受賞した博士論文が『共通スラヴ語:比較言語学の方法と実践』(東京大学出版会)として刊行されている。その他の著書に『外国語独習法』(講談社現代新書)、『勉強が止まらない!外国語を独学で極める技術』(ディスカバー21)、『古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話』(共著、ポプラ社)等がある。