ルース・ショー 著 清水由貴子 訳
四六判並製 346頁
定価:2,310円(本体2,100円)
978-4-7949-8047-2 C0095〔2026年3月25日発売予定〕
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「海賊に捕まったことはある? 私はあるわ」
最果ての本屋が贈る、勇敢で、ユーモラスで、
そして、あまりに切ない<真実>の物語
「波乱万丈すぎる人生の果てに彼女が辿り着いたのは、訪れる者の魂を癒す小さな本屋だった。ページをめくる指が止まらないエモーショナルな一冊」
――辻山良雄(本屋Title店主)
「チンピラでメンヘラな過去を経て、マザーテレサのような現在に至る本屋さん。かっこよすぎる!」
――花田菜々子(蟹ブックス店主)
ニュージーランドの最南端、マナポウリ湖のほとりで、ルース・ショーは夫とともに小さな本屋を経営している。今や70代後半となった彼女は、これまで世界を股にかけ、冒険に満ちた人生を過ごしてきた。海賊に捕まりながら太平洋や南シナ海を広範囲に航海し、養豚農家、海軍(脱走)兵、違法な賭博師を経て、シドニーのキングス・クロスで麻薬中毒者や売春婦とともに働き、各地の教会でシェフを担当し、環境問題についての運動にもかかわり、夫のランスとヨット「ブレイクシー ガール号」を所有し、舵を取ってきた。逮捕歴は2度。結婚歴は4度。ルースの放浪と冒険の根底にあるのは、深い喪失と長きにわたる苦悩だった――。
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【目次】
第1章:二軒の小さな本屋
第2章:はじめての本、はじめての商売
第3章:時機をうかがう
第4章:ネーズビー
第5章:一九六三年、霧
第6章:海軍へ
第7章:スチュアート島、ランスとの出会い
第8章:大司教のもとで
第9章:船に乗る
第10章:〝一瞬だけ〟の窃盗犯
第11章:ふたたびの悲劇
第12章:ラバウルに到着
第13章:「心配して」
第14章:故郷からの手紙
第15章:夜逃げ
第16章:おとなしく流されてはいけない
第17章:いかれ帽子屋の館
第18章:結婚、マリファナ、動物園
第19章:ある種の魔法
第20章:おおいに反抗し、服従は少なく……
第21章:反対派のために戦う
第22章:故郷が呼んでいる
第23章:帰郷
第24章:ランスの冒険
第25章:息子の行方
第26章:青い目のわが子
第27章:世界の果ての本屋さん
第28章:ホーム・ストリート
作家・書店店主。ニュージーランド最南端の人里離れたマナポウリで小さな書店を2軒+1軒経営している。本書は韓国語、中国語(繁体字&簡体字)、スペイン語、アラビア語、ドイツ語、オランダ語、トルコ語、イタリア語、スウェーデン語、ロシア語、スロバキア語、マレーシア語で版権が売れ、うちドイツでは46週にわたりシュピーゲル誌のベストセラーにランクインしている。
英語・イタリア語翻訳者。上智大学外国語学部卒。訳書に『初めて書籍を作った男 アルド・マヌーツィオの生涯』(早川書房)、『ニール・ヤング 回想』(河出書房新社)、『How to Be Perfect 完璧な人間になる方法?』(かんき出版)、『黒い錠剤』『カザモニカ――黄金便器のゴッドファーザー』(ともに共訳、早川書房)など多数。

