万年筆インク紙

片岡義男 著
四六判変型 288頁
定価:本体1800円+税
978-4-7949-6939-2 C0095 〔2016年11月〕

ブックサービスで購入する
アマゾンで購入する
楽天ブックスで購入する
セブンネットで購入する

 

文字のみが語る。

自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。頭の中にうかんだ小説のアイディアをメモするための万年筆、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるインクの色、そして相性のいいノートブックとは──。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。

 

“相性の良い紙に万年筆で、ブルーのインクを使って自分が書いた文字に感じるのは、その文字が自分という個人によって書かれた個人的なものであることが持つ、良さのようなものだ。個人的、とはどういうことか。そのときの心情のようなものか。ちょっとした表情、なんらかの雰囲気、といったものか。それだけではない、と僕は思う。それらをひっくるめて、書いたそのときの自分の思考としか言いようのない、じぶんそのものぜんたいの痕跡だ。” (本文より)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【パブ情報】
佐賀新聞 2017/2/5 ※評者:新井敏記さん
山形新聞 2017/1/29 ※評者:新井敏記さん
北日本新聞 2017/1/22 ※評者:新井敏記さん
沖縄タイムス 2017/1/21 ※評者:新井敏記さん(雑誌「スイッチ」「コヨーテ」編集長)
毎日新聞  2017/1/8 評者:堀江敏幸さん(作家)
アエラ 1/2&9合併号 2016/12/26
北海道新聞 2016/12/25 評者:武田徹さん(ジャーナリスト)

 

◇片岡義男(かたおか・よしお)
1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』『言葉を生きる』ほか多数。近著に『豆大福と珈琲』(朝日新聞出版)、『ジャックはここで飲んでいる』(文藝春秋)、『と、彼女は言った』(講談社)、『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』(光文社)などがある。

☆書店様へ・・・注文書ダウンロードはこちら


関連書籍