トランプがはじめた21世紀の南北戦争

――アメリカ大統領選2016――

渡辺由佳里 著
四六判 240頁
定価:本体1400円+税
978-4-7949-6948-4 C0095 〔2017年1月〕

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移民の国アメリカで、白人たちの巻き返しが始まった?

2016年11月、メディアや専門家の予想を大きく覆し、アメリカはトランプを選んだ。これから世界はどのようになっていくのだろう。日本にはどのような影響があるのだろうか。

著者はボストンに長く暮らし、民主党、共和党の両陣営のイベントに参加し、さまざまな人にインタビューを試みた。SNSの動向などにも目を配りながら、ナマの声をひろっていく。また大統領選の仕組み、南北戦争時からオバマまでのアメリカの大統領選の歴史、人々の投票行動、思想的心情などを分析。

本書は予備選からはじまる長い選挙と、この一大イベントから見えてくるリアル・アメリカの最新レポートである。

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【訂正情報】

渡辺由佳里著『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』のなかで誤りがございましたので、謹んで訂正申し上げます。
読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

39ページ 終わりから4行目
四四歳の無名の新人 →  四三歳

45ページ 2008年大統領選の図
色の濃い部分は「民主党」、色の薄い部分は「共和党」

62ページ 2行目
もっとも成功したのは一九九二年のロス・ペロー →  近年もっとも成功したのは一九九二年のロス・ペロー

105ページ 8行目
元国務長官のロバート・ゲーツ → 元国防長官のロバート・ゲーツ

152ページ 3行目
二〇〇八年の選挙で現れたのが → 二〇〇八年の選挙結果の影響を受けて勢力を広げたのが、

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【目次】

はじめに

 

I アメリカの政治のしくみ

1 大統領選挙のシステム

2 大統領選挙と歴史の深い関係

3 アメリカの政治家はリビングルームで育つ

 

II 分断するアメリカ

4 トランプ現象を生んだ部族化するアメリカ

5 トランプ――時代に取り残された白人のヒーロー

6 サンダース――ミレニアル世代が愛した革命家

7 ヒラリー――不当な非難を受ける実務主義者

8 政治を操るダークマネー

 

III 大荒れの予備選

9 ボストンのリベラルエリートがサンダースを支持しなかった理由

10 「選挙は金次第」の常識を変えたトランプ

11 暴力を正当化した大統領選

12 トランプにハイジャックされた共和党

13 信頼と忠誠心を失った民主党

 

IV 泥仕合の本選

14 移民の国「アメリカの本質」

15 大統領ディベートとその効果

16 オクトーバーサプライズ

17 内戦状態になった共和党

18 多様化が進むアメリカの対立構造

19 トランプを選んだアメリカ

20 トランプ政権のアメリカはこう変わる

 

おわりに

 

渡辺由佳里(わたなべ・ゆかり)
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)、『暴言王トランプがハイジャックした大統領選、やじうま観戦記』(ピースオブケイク/Kindle版)。など。翻訳には、糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。ニューズウイークにて【2016米大統領選】最新現地リポート、『ベストセラーからアメリカを読む』連載。Cakesにて『アメリカはいつも夢見ている』と『アメリカ大統領選、やじうま観戦記』連載。新刊洋書を紹介するブログ「洋書ファンクラブ」は、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。

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