仲野徹 著 四六判並製 376頁 定価:2,035円(本体1,850円) 978-4-7949-6972-9 C0047 〔2017年9月〕 書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 706頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978‐4‐7949‐7113-5 C0395〔2017年9月〕 はじめて海外の文学者たちを論じた『書物の解体学』、長くその資質にひかれて論じてきた「島尾敏雄」のほか、1972年から1976年の間に発表された詩11篇と、この期間の主要な評論・講演・エッセイ(単行本未収録2篇を含む)を収録する。第14回配本。
ポール・デイヴィッド 著 三木直子 訳 四六判並製 272頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6971-2 C0011 〔2017年8月〕 不安神経症に10年間苦しみ、さまざまな治療を試みるもうまくいかず、最終的に自分なりの解決法を見出し症状を克服した著者が見つけた「回復への唯一の方法」とは。「不安」とは、戦わなければ怖くない!
〈犀の教室〉舞田敏彦 著 四六判並製 400頁 定価:2,090円(本体1,900円) 978-4-7949-7032-9 C0036 〔2017年8月〕 見たくない現実も、データで示せば一目瞭然。子ども・家庭・学校・若者・社会…5つの分野の統計データから浮かび上がる、日本の教育の不都合な真実。教育問題の解決・改善は、まずこのデータを直視することから。
成瀬つばさ 著 監修:新里達也(前・日本甲虫学会会長) 四六判変型・並製 176頁 定価:1,430円(本体1,300円) 978-4-7949-6970-5 C0045〔2017年7月〕 ゴマダラチョウ(の幼虫)=ゴマちゃんという、近所の雑木林や森に普通に生息している、でもちょっと探さないと見つけられない生き物を通して、自然と環境に触れていく。都会の自然、普通の自然を守るために僕らが知っておきたいこと/できること。
高石宏輔 著 イラスト:岡藤真依 四六判並製 424頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-6969-9 C0095〔2017年7月〕 会社員、美容部員、風俗嬢、ダンサー……クラブで、路上で、女性たちに声をかけ続ける。ナンパは惨めな自傷行為だ。それでも、挑まずにはいられない。人と分かりあうということはどういうことなのか。ナンパを通して辿りついたコミュニケーションの小さな萌芽。
フィリップ・ジンバルドー ニキータ・クーロン 著 高月園子 訳 四六判並製 344頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-6968-2 C0036〔2017年7月〕 ゲーム中毒、引きこもり、ニート……いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証していく。
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