七つの顔の漱石

出久根達郎著
四六判 240頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6902-6 C0095 〔2013年〕
カバーイラスト:森英二郎


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文豪・夏目漱石をこよなく愛する直木賞作家の出久根達郎さん。
書き下ろし表題作「七つの顔の漱石」をはじめ、漱石研究に一石を投じた名随筆「漱石夫妻の手紙」など、魅力いっぱいに“漱石愛”を語りつくす。
そのほか漱石の弟子・寺田寅彦や芥川龍之介、樋口一葉など、多彩な顔ぶれの作家話も収録した珠玉のエッセイ集。

 

◇出久根達郎(でくね・たつろう)
1944年、茨城県生まれ。小説家・随筆家。
『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、『佃島ふたり書房』で第108回直木賞受賞。
『犬と歩けば』『作家の値段』『人生の達人』など著書多数。近著に『隅っこの四季』(岩波書店)がある。

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