幕末維新改メ | 晶文社

幕末維新改メ

中村彰彦 著
四六判並製 312頁
定価:本体1800円+税
978-4-7949-6995-8 C0020 〔2018年5月〕


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戊辰150年、その裏側を抉る。

「日本の夜明け」に隠れた悲劇の連鎖とは。直木賞作家が亡国の時代に生きた無骨な人々の息遣いを丹念に描く、書き下ろし幕末入門。
「明治維新」という言葉に美しさを感じるのは主に西日本の人々で、関東以北の人々にとってそれは「戊辰戦争」の追憶を呼び起こすものであった。一見華やかに見える幕末維新の水面下の状況に焦点を合わせ、そこに秘められた影を明らかにする。
西郷を討った男はその後どうなったのか。龍馬を切った男の野望とは。無責任な理想主義を通した薩軍。イメージとは違い、腐敗不正がまかり通り、門閥・身分による差別が歴然としていた長州の奇兵隊。そして山川浩・健次郎兄弟により会津藩松平家が名誉を回復するまで。史料から読み解かれる、もう一つの幕末維新史。

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【目次】

第1章 知られざる幕末史

第2章 消滅した浜田藩、小倉藩

第3章 幕末に誕生した四つの藩

第4章 戊辰戦争の敗者たち

第5章 勝者たちの内紛劇

第6章 移住という名目の「挙藩流罪」

第7章 明治という「逆光の時代」

第8章 戊辰戦争の東軍出身者と西南戦争

 

◇中村彰彦(なかむら・あきひこ)
1949年栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞する。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』『歴史の坂道』『幕末史 かく流れゆく』など多数。
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