MMTによる令和「新」経済論

――現代貨幣理論の真実

藤井聡 著
四六判並製 232頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7158-6 C0095 〔2019年10月〕


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財政赤字でOK
消費税は減税!
この経済理論が日本経済を救う!

「政府の赤字は、民間の黒字である」
「自国通貨建てで国債を発行する限り、財政破綻はしない」
「経済活性化のためには政府による積極的な財政拡大が必要」

経済学の常識を覆す主張で、いま世界で大論争を巻き起こしている「現代貨幣理論」(MMT)。はたしてMMTは異端のトンデモ経済理論なのか? それともデフレ脱出・経済復活の切り札になるのか? 前内閣官房参与で、アベノミクスの問題点を知り尽くした著者が描く、実践的MMT理論入門にして、日本経済再生のシナリオ。緊縮財政、消費増税、長期デフレに苦しむ日本経済を復活させる道がここにある。

 

【訂正情報】
本書の付録部分に、誤記がありました。詳しくはリンク先をご参照くださいますよう、お願い申し上げます(2019.11.11)

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【目次】

第1章 MMT:現代貨幣理論とは何か?
第2章 「インフレ抑制は無理」という不当なMMT批判
第3章 MMTの2大政策:「就労・賃金保証」と「貨幣循環量」調整策
第4章 現代国家の「貨幣」とは何か?
第5章 MMTが示唆する、日本の処方箋

 

◇藤井聡(ふじい・さとし)
1968年、奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論。著書に『経済レジリエンス宣言』(日本評論社)、『国民所得を80万円増やす経済政策』『「10%消費税」が日本経済を破壊する』『〈凡庸〉という悪魔』(共に晶文社)、『プラグマティズムの作法』(技術評論社)、『社会的ジレンマの処方箋』(ナカニシヤ出版)、『大衆社会の処方箋』『国土学』(共に北樹出版)、『令和日本・再生計画』(小学館新書)など多数。
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