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『謎床』の「はじめに」と「おわりに」を公開中

  はじめに ドミニク・チェン  私は、知の巨人とも称される松岡正剛に師事するために、編集工学研究所の門を叩いた。本書は、その出会いの十数時間についてのつまびらかな対話の記録である。  当初、たくさんの問いを脳裏に畳み込んでから入門した。空海の幻視したインドラ・ネットワーク(重々帝網)とインターネットの相似と相違について、富永仲基の「加上」とローレンス・レッシグのフリーカルチャー論につい… more »



『日本の覚醒のために』まえがき

   みなさん、こんにちは。内田樹です。  本書は講演録です。中身はけっこうばらばらですけれど、全体のタイトルは『日本の覚醒のために』といういささか気負ったものになっています。僕は個人的には「気負う」というのはあまり好きじゃないんです。気負ってる人の話って、最初は気圧されても、そのうちにうんざりしてきますからね。僕だってそういうものを読まされると、「気負うのはわかるけれど、そうのべついき… more »



『植草甚一 ぼくたちの大好きなおじさん』内容紹介

植草さんが生まれて100年。この先100年たっても植草さんを忘れない……この本にはそんな特別な思いがこめられています。植草さんがいま生きていたら何を考えているか、生誕100年を機に、各界でご活躍の方々が植草さんについての思いを巡らせました。 浅生ハルミン、阿部嘉昭、大谷能生、岡崎武志、荻原魚雷、小田晶房、小田島等、小野耕世、恩田陸、春日武彦、鏡明、岸野雄一、北沢夏音、北山耕平、近代ナリコ、杉山正樹… more »



『写真論』30年 近藤耕人

スーザン・ソンタグが初めて来日した1979年は、批評家として、作品批評を伝記的歴史的、あるいは様式的批評から解放・独立させ、作品それ自体にその意味と価値を発現させるというラディカルな姿勢で戦闘的な批評論を展開し、ヴェトナム戦争批判のチャンピオンとなり、ベンヤミンの芸術と政治と大衆についての発言と、ロラン=バルトの直感的感性の理論化の試みの両方を自分の肉とし、その肉体の癌の痛みとも闘いながら、最後は… more »



『バスラの図書館員』ほんとうにあった話

  本を愛する人の絵本 『バスラの図書館員―イラクで本当にあった話』 ジャネット・ウィンター絵と文  長田弘 訳 〔2006年刊〕 B5判 32頁  定価1680円 978-4-7949-2042-3 C8798 ニューヨークタイムズ紙の記事から絵本へ バスラはイラク南部の文化都市。2003年春、イラク戦争開戦の空爆から本を守るため、3万冊もの蔵書を自宅へ運び非難させた女性図書館員がいま… more »



要石とは?



『そのこ』 詩・谷川俊太郎 絵・塚本やすし

危険で有害であり、子どもらしい成長を妨げる「児童労働」。その数は2億1500万人にものぼります。世界の子どもの7人に1人が自分の意思に反した労働を強いられているのです。 日本にいる私たちには関係がないと思っていても、チョコレートの原料となるカカオ、コーヒーや紅茶、サッカーボールなど、 知らないうちに児童労働で作られたものを食べたり使ったりしているかもしれません。 このたび、そんな児童労働をテーマに… more »