街場の憂国論

〈新シリーズ「犀の教室」〉
内田 樹著
四六判 356頁
定価:本体1700円+税
978-4-7949-6811-1 C0095 〔2013年〕


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特定秘密保護法案審議をめぐる見解をまとめた小冊子、「街場の憂国論」号外を作成

「先生、いったい日本はどうなってしまうんでしょう?」
その疑問に天下の暴論で答えます!

行き過ぎた市場原理主義、国民を過酷な競争に駆り立てるグローバル化の波、
排外的なナショナリストたちの跋扈、改憲派の危険な動き……
未曾有の国難に対し、わたしたちはどう処すべきなのか?
脱グローバリズム、贈与経済への回帰、
連帯の作法から「廃県置藩」論まで、
日本の未来を憂うウチダ先生が説く、国を揺るがす危機への備え方。

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目次

第1章 脱グローバル宣言、あるいは国民国家擁護のために
第2章 贈与経済への回帰
第3章 国を守るということ
第4章 国難の諸相
第5章 次世代にパスを送る
あとがき──「アンサング・ヒーロー」という生き方

──「犀の教室」創刊!──
生きるための教養を、
犀の歩みで届けます。
越境する知の成果を伝える、
あたらしい教養の実験室。

犀の角のようにただ独り歩め──「スッタニパータ」

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〈読者からのお便り〉
・120%の共感をもって読みました。この本を一語に凝縮すれば、「連帯せよ」に尽きると理解したのですが。ただ内田さんは、さらっとあちらのコトバ(外来語)も多用されるので、辞書を引くのが大変でした。こちらのMBSラジオにもっと出て来てください。(62歳・男性)
・私は内田さんのファンです。しかし「劇化する政治過程、カオス化する社会」で述べられている意見は間違っていると思います。野田民主党が安倍自民党に大敗したのは経済政策(デフレ脱却)の有無によるものでした。山本幸三『日銀につぶされた日本経済』の「はじめに」を読んでください。(85歳・男性)
・百年の計である国家や教育を、数年先のことしか考えないビジネスの論理で語ることの誤りを本書で指摘され、虚を突かれると共に、大いに納得した。本書を多くの政治家、マスコミ関係者に読んでほしい。(51歳・男性)
・内田先生のブログは欠かさずに見ておりますが、こうして書籍としてまとまった形で読むと、理解が深まります。私も内田先生の意見を参考にして考えを深めていきたいと思います。(41歳・男性)
・内田先生の本はいつも刺激的です。本書も勉強になりました。教育とは迂回的なものですね。カフカの城と同じです。また内田先生の新しい本を出してください。(76歳・男性)

◇内田 樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。武道家。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。多田塾甲南合気会師範。著書に『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)、『「おじさん」的思考』(晶文社)、『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)、『街場の文体論』(ミシマ社)、『修業論』(光文社新書)、『内田樹による内田樹』(140B)など多数。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞。

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