男子劣化社会

――ネットに繋がりっぱなしで繋がれない

フィリップ・ジンバルドー ニキータ・クーロン 著 高月園子 訳
四六判並製 344頁
定価:本体2000円+税
978-4-7949-6968-2 C0036〔2017年7月〕


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ゲームやネットのせい?
優秀で真面目な女子たちのせい?

ゲーム中毒、引きこもり、ニート……いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。学業では女子に敵わず、女性との付き合いや性関係でしくじり、正規の職に就くことができない。世界的な不況や、社会構造の変化、そしてネットの普及が、彼らをより窮地に追い込み、ゲームやネットポルノの中に縛り付けている。本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証。さらにその原因を解明していく。社会の変化によって、「男らしさ」や「男の役割」も変更を迫られている。先進国共通の男子の問題に、解決策はあるのか?

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原著の巻末に収録されている Appendix I : TEDSurvey Results(別表1、TEDの調査結果)、Appendix II : Social Intensity Syndrome – Scale and Factors(別表2、ソーシャル・インテンシティ・シンドローム(SIS)─その規模と要因)とNotesとRecommended Resources(注と参考文献)については下記をご参照ください。
≫≫こちらから

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【目次】

〈症状〉

1.教育に幻滅
2.労働力からの脱落
3.度を越えた男らしさ――ソーシャル・インテンシティ・シンドローム(SIS)
4.ゲームのしすぎ――自室で宇宙を制覇
5.超肥満
6.ポルノの見すぎ――オンデマンドのオーガズム
7.薬物療法や違法ドラッグに頼りすぎ

 

〈原因〉

8.船頭のいない家族――父親不在
9.問題だらけの学校
10.環境の変化
11.テクノロジーの魔法と性的興奮依存症
12.膨れあがる自己愛  権利vs現実
13.女性の隆盛?
14.家父長制神話
15.経済の沈滞

 

〈解決法〉

16.政府ができること
17.学校ができること
18.両親にできること
19.男たちにできること
20.女性にできること
21.メディアにできること

 

 

◇フィリップ・ジンバルドー(Philip Zimbardo)
スタンフォード大学心理学名誉教授。エール大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学でも教鞭をとる。米国心理学会会長、スタンフォード対テロリズム総合政策教育研究センター所長を歴任。『ルシファー・エフェクト』(2015年、海と月社、ウィリアム・ジェイムズ・ブック賞)、『迷いの晴れる時間術』(2009年、ポプラ社)などがある。
◇ニキータ・クーロン(Nikita D. Coulombe)
ファインアートと心理学をコロラド大学で学んだあと、ジンバルドーのもとでアシスタントとして働き、ジンバルドーとともに様々なプロジェクトに参加している。同じくジンバルドーとの共著”The Demise of Guys”では多くのインタビューを手掛けている
◇高月園子(Sonoko Takatsuki)
翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部史学科卒業。在英25年。翻訳書にはレベッカ・ソルニット『災害ユートピア』、イゼルディン・アブエライシュ『それでも、私は憎まない』(ともに亜紀書房)、リン・シェール『なぜ人間は泳ぐのか?』(太田出版)、マリー・ムツキ・モケット『死者が立ち止まる場所』(晶文社)など多数がある。エッセイには『ロンドンはやめられない』(新潮文庫)などがある。

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