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99%のためのマルクス入門

〈犀の教室〉田上孝一 著
四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7272-9 C0010〔2021年7月〕
1対99の格差、ワーキングプア、ブルシット・ジョブ、地球環境破壊……現代社会が直面する難問に対する答えは、マルクスの著書のなかにすでにそのヒントが埋め込まれている。『資本論』『経済学・哲学草稿』『ドイツ・イデオロギー』などの読解を通じて、「現代社会でいますぐ使えるマルクス」を提示する入門書。



むずかしい天皇制

大澤真幸 木村草太 著
四六判並製 352頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7263-7 C0031〔2021年5月〕
天皇とは何か。天皇制は何のために存在しているのか。天皇の家系は、どうして他の家系と比べて特別に高貴なのか。天皇制の過去、現在を論じることを通じて、日本人とは何か、日本社会の特徴はどこにあるのかを探究する刺激的対談。



もう革命しかないもんね

森元斎 著
四六判並製 272頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7266-8 C0095〔2021年5月〕
里山に移住した哲学者・アナキストによる実践的ゆるゆる「生活の哲学」入門講座。拠点づくり/食料の確保/活動資金の得方/料理/日常のずらし方/お金の秘密/子育てと教育etc… 日常に根差した哲学を実践的、かつ等身大のことばで語る、革命日誌。



哲学の女王たち

――もうひとつの思想史入門

レベッカ・バクストン、リサ・ホワイティング 編 向井和美 訳
四六判並製 252頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7264-4 C0010〔2021年5月〕
プラトン、アリストテレス、孔子、デカルト、ルソー、カント、サルトル……では、女性哲学者の名前を言えますか? 明晰な思考、大胆な発想、透徹したまなざしで思想の世界に生きた、20の知られざる哲学の女王たち(フィロソファー・クイーンズ)。



吉本隆明全集25[1987-1991]

吉本隆明 著
A5判変型上製 640頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978-4-7949-7125-8 C0395〔2021年4月〕
初期ヴェイユの考えにそっとじぶんの考えをブレンドし、いたましいヴェイユの貌を描き出した『甦るヴェイユ』、『最後の親鸞』以降に親鸞について考えたことをまとめた『未来の親鸞』等を収録。月報は三上治氏(評論家)、赤坂憲雄氏(民俗学者)、ハルノ宵子氏(エッセイスト・漫画家)が執筆。第26回配本。第Ⅲ期、刊行スタート!



吉本隆明全集24[1987-1990]

吉本隆明 著
A5判変型上製 726頁 定価:7,700円(本体7,000円)
978-4-7949-7124-1 C0395〔2021年1月〕
『共同幻想論』の「現在」版とも規定された『ハイ・イメージ論』の「III」、唯一のテレビ時評『情況としての画像』などを収める。単行本未収録15篇。月報は、笠井潔氏(作家・評論家)、今福龍太氏(文化人類学者)、ハルノ宵子氏(エッセイスト・漫画家)が執筆。第25回配本。第Ⅱ期(全13巻)完結。



吉本隆明全集23[1987-1989]

吉本隆明 著
A5判変型・上製 634頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978‐4‐7949‐7123-4 C0395〔2020年8月〕
「未知の現在」を追いつめることと追いつめられることのせめぎ合いが急迫する『ハイ・イメージ論』の「II」と、この論考と平行するように書き下ろされた詩人論『宮沢賢治』を収める。月報は、川村湊氏(文芸評論家)、金子遊氏(批評家・映像作家)、ハルノ宵子氏(漫画家)が執筆。第24回配本。