食卓一期一会

食卓一期一会長田弘
A5判上製 200頁
定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-3527-4 C0092 〔1987年〕


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一期一会は食卓にあり。

人生とは、誰と食卓を共するかということだ。
詩という言葉の料理をとおして、歯ごたえのある日々の悦びを、食卓に贈る。

“言葉のダシのとりかた・包丁のつかいかた・天丼の食べかた・ブドー酒の日々
……全篇すべて食べもののうた66篇。

「日本の詩はここまで、料理を通して詩を思想を語るところまできた」
(朝日新聞評) 

◇長田 弘(おさだ・ひろし)
1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。1965年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。1998年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、2010年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、2014年『奇跡―ミラクル』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。2015年5月3日、逝去。
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