誰でもない

〈韓国文学のオクリモノ〉
ファン・ジョンウン 著 斎藤真理子 訳
四六判並製 256頁
定価:本体1800円+税
978-4-7949-6987-3 C0097 〔2018年1月〕


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いま最も期待される韓国文学の〈新しい顔〉
ファン・ジョンウン、待望の初邦訳

それが必要だった。すべてのものが消えてゆくこのときに。暗闇を水平線で分ける明かりのようなものが――

デビュー以来、作品を発表するごとに注目を集め、「現在、最も期待される作家」として挙げられることが多いファン・ジョンウンが、2016年末に発表した最新の短編集。恋人をなくした老婦人や非正規労働で未来に希望を見出だせない若者など、“今”をかろうじて生きる人々の切なく、まがまがしいまでの日常を、圧倒的な筆致で描いた8つの物語。
韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉第4回配本。

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【目次】

上京

ヤンの未来

上流には猛禽類

ミョンシル

誰が

誰も行ったことがない

笑う男

わらわい

 

◇ファン・ジョンウン(黄貞殷)
1976年、ソウル生まれ。2005年、短編「マザー」でデビュー。08年、最初の短編集『七時三十二分 象列車』を発表すると、現実と幻想をつなぐ個性的な表現方法が多くの人の心を捉え、一世を風靡する。10年、最初の長編小説『百の影』で韓国日報文学賞、12年、『パ氏の入門』で申東曄文学賞、14年、短編「誰が」で李孝石文学賞、15年、『続けてみます』で大山文学賞、17年、中編「笑う男」で金裕貞文学賞など、数々の文学賞を受賞。作品を発表するごとに注目を集め、「現在、最も期待される作家」と評判をよんでいる。
◇斎藤真理子(さいとう・まりこ)
翻訳家。訳書にパク・ミンギュの『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『ピンポン』(白水社)、『三美スーパースターズ  最後のファンクラブ』(晶文社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)などがある。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。

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