『薬草のちから』お詫びと訂正について

新田理恵『薬草のちから』158頁~162頁について、出典先が明記されておらず、新田氏自身が調査・研究したかのように見える記述となっております。原著者の花渕馨也先生とご相談の結果、下記のように謹んで訂正させていただくこととなりました。花渕先生、学陽書房さま、読者の皆さまにお詫び申し上げます。

【記】

誤:「医療人類学を、少しひもといてみましょう」
正:「医療人類学の知見を少しひもといてみましょう。以下、花渕馨也著「憑依 病める身体は誰のものか?」(池田光穂・奥野克巳編著『医療人類学のレッスン』学陽書房、二〇〇七所収)で報告されている事例を紹介させていただきます」

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なお改めて、参考文献一覧を下記に記します。

【参考文献一覧】

第2章

●スティーブン・レ『食と健康の一億年史』(大沢章子訳、亜紀書房、2017)

第3章

●村上光太郎『食べる薬草事典』(農山漁村文化協会、2010)
●田中俊弘『日本薬草全書』(新日本法規出版、1995)

第4章

●「Nature Tech Database
●花渕馨也「憑依 病める身体は誰のものか?」(池田光穂・奥野克巳編著『医療人類学のレッスン』学陽書房、2007)
●「四天王寺
●酒井シズ『まるわかり 江戸の医学』(ベストセラーズ、2011)、『病が語る日本史』(講談社、2008)、『日本の医療史』(東京書籍、1982)
●ヒルデガルト・フォン ビンゲン他『聖ヒルデガルトの医学と自然学』(ビイング・ネット・プレス、2002)
●ヴィガート・シュトレーロフ他『聖ヒルデガルトの治療学』(フレグランスジャーナル社、2013)
●鈴木七美『癒しの歴史人類学』(世界思想社、2002)
●シンガー・アンダーウッド『医学の歴史――メディカルサイエンスの時代①』(酒井シズ他訳、1986)
●ウィリアム・バイナム『医学の歴史:サイエンスパレット』(鈴木晃仁他訳、2015)

第6章

●斉藤和季『植物はなぜ薬を作るのか』(文藝春秋、2017)