マスクをするなら「声筋」を鍛えなさい

渡邊雄介 著
四六判並製 144頁
定価:1,320円(本体1,200円)
978-4-7949-7300-9 C0095〔2022年3月〕


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「発声」が制限される時代、
からだに忍び寄る「見えないトラブル」と
そのリスクとは?

コロナ禍で見過ごされがちな「声の老け」。
それは声にとどまらず、身体全体にも影響を及ぼす重大な問題だった!
マスクとディスタンスがもたらす「見えない不調」の予防法と対応策について、日本を代表する声の専門家が徹底解説。

なぜ、コロナ回避の対処法が、ジャブとして襲いかかってくるのでしょうか。
そして、コロナ回避の対処法に潜む、思わぬリスクとは何なのでしょうか。
コロナ回避の対処法を行うことで、わたしたちは前代未聞の「声を出さない」
日々を過ごしているということになります。どのような筋肉も使わないと衰
えます(略)本来、生命を守るはたらきをしている声筋が、数年後に「サイレ
ントキラー」として負の注目をされないために、いまジャブによるリスクと、
回避する術を伝え、多くの面で予防が可能だという認識を広めなくてはなら
ないのです。――(本書より)

 

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【目次】

はじめに
イントロダクション:声筋が衰えると生じる3つの大きなリスク

第1章 コロナは声筋に何をした!?
第2章 生命を守る声を出そう!
第3章 声筋はどう「生命と関わる」のか
第4章 プロもやっている声筋ケア法

おわりに

 

◇渡邊雄介(わたなべ・ゆうすけ)
山王病院 国際医療福祉大学東京ボイスセンター長、国際医療福祉大学医学部教授、山形大学医学部臨床教授、東京大学医科学研究所附属病院非常勤講師。専門は音声言語医学、音声外科、音声治療、GERD、歌手の音声障害。耳鼻咽喉科の中でも特に音声を専門とする。センター長をつとめる山王病院東京ボイスセンターの患者数は外来数・リハビリ数・手術数いずれも日本で随一であり、一般の方からプロフェッショナルまで幅広い支持を得ている。これまで『ガッテン! 』(NHK)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ)、『健康カプセル! ゲンキの時間』(TBS 系列)など、テレビ出演多数。わかりやすく丁寧な解説と、患者の悩みに応える実践的なエクササイズの紹介が好評を博している。著書に『フケ声がいやなら「声筋」を鍛えなさい』(晶文社)、『声の専門医だから知っている こけない 老けない よろめかない 声筋のすごい力』(ワニブックス)がある。
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