ウォンバットのうんちはなぜ、四角いのか?

――とあるウォンバット研究者の数奇な人生

高野光太郎 著
四六判並製 240頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7328-3 C0095〔2022年10月〕


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話題の「謎のモフモフ動物」
の生態が明らかに!

本邦初! オーストラリアにすむ、可愛すぎる謎のモフモフ動物「ウォンバット」の秘密と魅力を、日本で一番詳しい研究者が徹底紹介!

足:速い!時速40kmで走る。
お尻:めっちゃ硬い。これで肉食獣を撃退!
魅力:とにかく可愛い

ある日は泥んこになりながらウォンバットを追いかけ、またある日は複数のウォンバットを一度に抱っこし、そしてある日は病気に罹ったウォンバットを治療する。

高校卒業後、すぐにオーストラリアの大自然へ旅立った「ウォンバットまみれ」の日々を過ごす著者とともに森や草原を探索する「紙上フィールドワーク」!

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【目次】

旅のはじめに—―フィールドワークから

はじめに
・いざ! オーストラリアの森林へ!—―秘密のウォンバット

第1章:さらば故郷。少年はオーストラリア大陸を目指す

第2章:留学生活は甘くない?
—―タスマニア大学理学部動物学科、奮闘の日々

[コラム]異文化交流あるある

第3章:ウォンバットのうんちはなぜ、四角いのか?

・3種のウォンバット
・ウォンバットを苦しめる恐怖の感染症との戦い
・希望の光
・サイン
・分子生物学(ミクロ)の世界へ。
・ウォンバット研究者、再びフィールドへ
・「ウォンバットを守りたい!」その強い想いが裏目に……

[コラム]:海外での研究室あるある

第4章:驚き! オーストラリアの動物たち

・コアラ
・カモノハシとハリモグラ
・タスマニアデビル
・タスマニアタイガー

第5章:野生を守る

・失われていく自然。その先に待ち受けるもの

おわりに

参考文献

◇高野光太郎(たかの・こうたろう)
ウォンバットを愛し、またウォンバットに愛されたウォンバット研究者。愛知県出身。2012年に日本の高校を卒業後、タスマニア大学理学部動物学科・同大学院生物化学修士課程修了。メルボルンでの就労経験を経て、現在はサンシャインコースト大学健康・行動科学部でさらなるウォンバットの研究に携わる。
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