不機嫌な英語たち

吉原真里 著
四六判並製 384頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7381-8 C0095 〔2023年9月〕


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些細な日常が、波乱万丈。
カリフォルニア・ニューイングランド・ハワイ・東京を飛び交う
「ちょっといじわる」だった少女にとっての「真実」とは

透明な視線と卓越した描写で描かれるちょっとした「クラッシュ」たち。

【水村美苗さん(作家)推薦!】
小さい頃のアメリカ体験が優れた資質に火をつけ、英語がもう一つの母語となった希有な女性――その瑞々しい筆で綴られる思い出話は、おかしく、哀しく、そして驚きに満ちている。私たち日本人が日本人であることの意味をいかに考えずに済ましているか、済ましていられるかを考えさせる。

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【目次】

ミリョンとキョンヒ――The Plastic Wrapper
ある日、とつぜん
いなり寿司の発表
ピアノ・レッスン
ハイウェイの向こう側
こちら側の人間
Love, Always――On Not Becoming Asian American
レベッカの肖像画
ブドウと水着
ニューヨークのクリスマス
On Being Interpellated as Asian American
The Chinese Boy
カシオの腕時計
山手線とナマチュウ――On the Matter of Eggplant
詩人のキス
Kitchen & Bath――On Becoming a Woman of Color
お向かいへのご挨拶
父とイチロー
続 私小説――What I Write About When I Write in English

 

 

◇吉原真里(よしはら・まり)
1968 年ニューヨーク生まれ。東京大学教養学部卒、米国ブラウン大学博士号取得。ハワイ大学アメリカ研究学部教授。専門はアメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、ジェンダー研究など。著書に『アメリカの大学院で成功する方法』『ドット・コム・ラヴァーズ──ネットで出会うアメリカの女と男』(以上中公新書)、『性愛英語の基礎知識』(新潮新書)、『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・ コンクール──市民が育む芸術イヴェント』『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?──人種・ジェンダー・文化資本』『親愛なるレニー――レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』(以上アルテスパブリッシング)、共編著に『現代アメリカのキーワード』(中公新書)、共著に『私たちが声を上げるとき──アメリカを変えた10 の問い』(集英社新書)、そのほか
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