宇宙・動物・資本主義

――稲葉振一郎対話集

稲葉振一郎 著
四六判並製 608頁
定価:4,180円(本体3,800円)
978-4-7949-7417-4 C0010〔2024年5月〕


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人間とはいかなる存在か? AIや動物は?
そして社会はどこへ向かうのか?
本書初出6本を含む白熱の対論12本!

哲学、倫理学、社会学、経済学、宇宙開発、ロボット工学、文芸批評、文化研究、SF、ファンタジー、コミック、アニメーション──現代日本が誇る不世出の社会哲学者・稲葉振一郎の膨大な仕事、広大な関心領域を一望のもとに収めた初の対談集。大屋雄裕、吉川浩満、岸政彦、田上孝一、飛浩隆、八代嘉美、小山田和仁、大澤博隆、柴田勝家、松崎有理、長谷敏司、三浦俊彦、河野真太郎、金子良事、梶谷懐、荒木優太、矢野利裕と第一線で活躍する作家、批評家、研究者を迎えて縦横無尽に語り尽くす。

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【目次】

お先まっくらのだれも歩いたことのない未来を肯定する──まえがきにかえて

第1部 人間像・社会像の転換

01 新世紀の社会像とは?(×大屋雄裕)
02 〈人間〉の未来/未来の〈人間〉(×吉川浩満)
03 社会学はどこまで行くのか?(×岸政彦)

第2部 動物・ロボット・AIの倫理

04 動物倫理学はいま何を考えるべきか?(×田上孝一)
05 AI「が」創る倫理──SFが幻視するもの(×飛浩隆×八代嘉美×小山田和仁)

第3部 SF的想像力の可能性

06 学問をSFする――新たな知の可能性?(×大澤博隆×柴田勝家×松崎有理×大庭弘継)
07 SFと倫理(×長谷敏司×八代嘉美)
08 思想は宇宙を目指せるか(×三浦俊彦)

第4部 文化・政治・資本主義

09 ポップカルチャーを社会的に読解する──ジェンダー、資本主義、労働(×河野真太郎)
10 「新自由主義」議論の先を見据えて(×金子良事)
11 中国・村上春樹・『進撃の巨人』(×梶谷懐)
12 どうしてわれわれはなんでもかんでも「新自由主義」のせいにしてしまうのか?(×荒木優太×矢野利裕)

あとがき

 

◇稲葉振一郎(いなば・しんいちろう)
1963年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。岡山大学経済学部助教授などを経て、明治学院大学社会学部教授。専門は社会哲学。著書に『AI時代の資本主義の哲学』『AI時代の労働の哲学』(講談社選書メチエ)、『社会倫理学講義』(有斐閣アルマ)、『「新自由主義」の妖怪』(亜紀書房)、『政治の理論』(中公叢書)、『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)、『不平等との闘い』(文春新書)、『社会学入門』(NHKブックス)、『「資本」論』(ちくま新書)、『経済学という教養』(東洋経済新報社/ちくま文庫)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『ナウシカ解読』(窓社/勁草書房)など多数。
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