新版 女の本屋の物語

〈晶文社ライブラリー〉
中西豊子 著
四六判並製 268頁
定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-8057-1 C0036 〔2026年6月12日発売予定〕


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このひとがいなかったら……今のわたしはなかった。
──上野千鶴子(新版序文、解説、付録対談)

女たちには、これまでもこれからも本屋が必要なんだ。京都で日本初のフェミニスト書店を立ち上げ、WAN(ウィメンズアクションネットワーク)を創設した、すごい女性の知られざる歴史。待望の名著復刊。

1980年代の京都。まだフェミニズムという言葉さえ広く知られていなかった時代に、中西豊子は日本初のフェミニスト書店を立ち上げた。書店は本を売る場所にとどまらず、出版の拠点となり、集会や学びの場となり、悩みを抱えた女性たちの駆け込み寺にもなっていく。その歩みは、一軒の書店の物語であると同時に、日本のフェミニズムの歴史でもある。新版付録として上野千鶴子との対談を収録。

新版序文、解説、付録対談=上野千鶴子

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【目次】

新版に寄せて(上野千鶴子)

はじめに

 

第一部 ウィメンズブックストア物語

1 ウィメンズブックストアを創る

2 国際フェミニスト・ブックフェア

3 女たちのスペース

4 シスターフッドが生んだ『からだ・私たち自身』

5 日本のウーマン・リブそして女性学

6 ウィメンズブックストアの毎日

7 『資料 日本ウーマン・リブ史』

8 世界のフェミニストを迎えて

9 新たな旅立ち

 

第二部 フェミニズムと私

10 私の生い立ち

11 主婦業の私

12 私のパートナー

13 一人で生きる

 

旧版解説 思いは手渡されるために、ある(上野千鶴子)

新版付録 対談 女たちのネットワーク──WANをつくったころ(中西豊子+上野千鶴子)

 

◇中西豊子(なかにし・とよこ)
1933年京都市生まれ。京都府立山城高校卒業、のち仏教大学社会学部社会福祉学科卒業。1982年に日本初のフェミニスト書店「ウィメンズブックストア松香堂書店」を開店、1990年に有限会社フェミネット企画を設立。2009年にはNPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)を仲間たちと創設。書店運営、出版、女性たちのネットワークづくりを通じて、市民運動・女性運動・高齢者運動に長く携わってきた。著書に『女の本屋の物語』(ウィメンズブックストアゆう発行、ドメス出版発売、2006年、本書の原版)など。