玉村豊男 著
四六判上製 200頁
定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-8058-8 C0095〔2026年6月12日発売予定〕
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都市を離れ、ブドウ畑の傍らで暮らす――。ヴィラデストワイナリーを開き、千曲川ワインバレーの発展を見つめてきた玉村豊男が、ワインづくり、農業、土地、食卓、そして人生後半の生き方を語る。利益や名声のためではなく、自分の望む暮らしを実現するためにブドウを育て、ワインを造る人びと。小規模ワイナリーに挑むパイオニアたちの姿を通して、ワインが土地の個性を映し出すこと、農業が暮らしを支えること、好きなことに熱中できる幸福が描かれる。ワインを愛する人はもちろん、移住、田園回帰、これからの働き方に関心をもつすべての人に贈る、味わい豊かなエッセイ。
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【目次】
窓から見えるワインの畑
ワインバレーとワインアカデミー
新しい世界観
ライフスタイラーの誕生
パイオニアたちの未来
医者よりワインが大事な理由
好きなことに熱中できる幸福
ワインに優劣はない
ワインづくりは農家の仕事
ワインはその土地の個性を表現する
ヴィンテージはその年の思い出
ワインは世界のどこでもできる
熱帯でワインを造る
新緯度帯のワイン
北海道から沖縄まで
column ノアの方舟がアララト山に漂着した理由
その土地でできる酒を飲む
「酒」とだけ言えば酒が出てきた時代
日本酒とワインの文法
マリアージュ神話の誕生
飲むためのワインと売るためのワイン
フランス農民が飲んでいたワインもどき
ローマ帝国の経済基盤
中世のワインブーム
売るためのワイン造り
鉄道が変えたワイン地図
ワインはライフスタイル
ソムリエは宮中晩餐会
酔っ払ってはいけない酒
食中酒の意味
アペロの時間
column 自然なワイン不自然なワイン
ワイナリーオーナーという生活
小規模ワイナリーの経済学
農業は拡大ではなく持続をめざす
産業革命以前の暮らし
新しい投資の視点
投資家が求めるもの
自分にできないことを応援する
一歩進めば景色が変わる
流通から旅行へ
農業をベースにしたライフスタイル
百年後の産業革命
人口減少時代の田園回帰
column 地球温暖化とワインの未来
おわりに――ブドウ畑は誰のもの
エッセイスト・画家。1945年東京都生まれ。東京大学文学部仏文学科卒。パリ大学留学。長野県東御市にて、2003年「ヴィラデスト ガーデンファームアンド ワイナリー」、2015年「アルカンヴィーニュ/ 千曲川ワインアカデミー」を設立。著書には、『料理の四面体』『食の地平線』『玉村豊男 パリ1968-2010』『ヴィラデストの厨房から』『今日よりよい明日はない』『絵を描く日常』『旅する人』『花摘む人』『ぼくのワインができるまで』『玉村豊男のコラム日記』、翻訳『美味礼讃』(ブリア=サヴァラン)ほか多数。画集には『HARVEST』『GARDENS』『PARIS パリの美しい9月』『ヴィラデスト 里山の花暦』 ほかがある。

