社会主義

――その成長と帰結――

ウィリアム・モリス、E.B.バックス:著
監修:大内秀明 監訳:川端康雄
四六判上製 360頁 定価:本体2300円+税
978-4-7949-6775-6 C0036〔2014年〕


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W・モリス邦訳未完の幻の1冊、遂に刊行!
モダンデザインの父モリスの社会運動論

アーツ&クラフツ運動の第一人者として知られるW.モリスだが、彼にとってそれは社会主義思想の実践としてあった。『ユートピアだより』よりもラジカルに、マルクス『資本論』の科学に基づいて綴られた共同体社会主義のビジョン。幸徳秋水が参考にし、堺利彦が「モリスはいつまでも多くの人に愛読されている」と述べた稀代の名著。経済の先行きが不透明な現代、「コミュニティデザイン」「ソーシャルデザイン」といった新しい発想方法が生まれている。本著は人文読者やデザイナー、そしてあらゆる設計にかかわる読者に訴求できる内容になっている。

〈書評掲載〉
朝日新聞」2015.2.22(柄谷行人さん評)

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【目次】

まえがき

序論
第一章 古代社会
第二章 歴史上の最初の社会、あるいは古代社会
第三章 古典古代から中世期への移行
第四章 中世社会─その初期
第五章 中世の粗野な面
第六章 中世の終わり
第七章 ルネサンスと宗教改革
第八章 近代社会─初期段階
第九章 革命への準備─イングランド
第十章 革命への準備─フランス
第十一章 フランス革命─立憲段階
第十二章 フランス革命─プロレタリア段階
第十三章 イングランドにおける産業革命
第十四章 イングランドにおける政治運動
第十五章 大陸における反動と革命
第十六章 〈パリ・コミューン〉(一八七一年)とその後の大陸の運動
第十七章 〈ユートピスト〉たち─オウエン、サン・シモン、フーリエ
第十八章 〈ユートピスト〉から近代社会主義への移行
第十九章 科学的〈社会主義〉─カール・マルクス
第二十章 たたかう〈社会主義〉
第二十一章 勝ちとられた〈社会主義〉
〈補章〉「都市」についての覚書

付論1 『社会主義』の初出「論文」と『著書』をめぐって(大内秀明)
付論2 「奇妙な二人組」─モリスとバックスの協働作業(川端康雄)
解題 モリス=バックスの社会主義思想と日本(大内秀明)

◇ウィリアム・モリス(1834~1896)
イギリス・ヴィクトリア朝の詩人、装飾芸術家、社会主義運動家、ケルムスコット・プレスの創始者。民衆文化に基本を置く総合芸術としての装飾という考えをつらぬき、その実践運動として展開した。死後百年を経て、その活動は文明批判の発光源としてますます輝いている。

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