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技術哲学入門

技術哲学入門

――ポスト現象学とテクノサイエンス

ドン・アイディ 著 稲垣諭・増田隼人・沖原花音 訳
四六判並製 236頁 定価:2,090円(本体1900円)
978-4-7949-7470-9 C0095〔2025年4月〕
注目高まる技術哲学の分野における、最良の入門書が待望の邦訳。技術哲学の開拓者たるドン博士が生前に行った北京大学での講義+国内の専門家による概論で本領域全体の俯瞰が可能になる。



その悩み、カントだったら、こう言うね。

その悩み、カントだったら、こう言うね。

秋元康隆 著
四六判並製 224頁 定価:1980円(本体1800円)
978-4-7949-7465-5 C0012〔2025年4月〕
正直者はバカを見る? 結果がすべては本当か? 悪とはなにか?──リアルな問いを自分の頭で考えてみよう。日常の悩みに答える前半部と、学問上の疑問に答える後半部の二部構成でおくる、Q&A式・カント倫理学への招待状。



道徳は進歩する

――進化倫理学でひろがる道徳の輪

ピーター・シンガー 著 矢島壮平 訳
四六判並製 448頁 定価:3,520円(本体3,200円)
978-4-7949-7458-7 C0012〔2025年2月〕
利他性が生物学的な起源を超えて普遍的な倫理へと拡張していくプロセスを鮮やかに描きだす現代倫理学の基本文献。家族や友人への思いやりは、やがて見知らぬ他人へ、さらに動物へと向かう──よりよい世界を願うすべての人に。



吉本隆明全集36[2007-2012]

吉本隆明全集36

吉本隆明 著
A5判変型上製 902頁 定価:9,570円(本体8,700円)
978-4-7949-7136-4 C0395〔2025年2月〕
常識的な問いと答えを捨ててどうでもよさそうなことから考えをはじめる『真贋』、言語について最後までその考えを推し進めようとした『日本語のゆくえ』、最後の連載となった食についてのエッセイ集『開店休業』など、最晩年の作品を収めるほか、単行本初収録原稿・未定稿なども多数収録。隆明ファン必携の豪華な一冊。第37回配本。



新版 映画の構造分析

新版 映画の構造分析

〈晶文社ライブラリー〉内田樹 著
四六判並製 332頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7472-3 C0095 〔2025年5月13日発売予定〕
映画に隠された驚くべき物語構造を読み解く、スクリーンから学べる現代思想、精神分析、ジェンダー。大幅増補の決定版映画論。解説=春日武彦(精神科医)



新・動物の解放

新・動物の解放

ピーター・シンガー 著 井上太一 訳
四六判並製 448頁 定価:4,400円(本体4,000円)
978-4-7949-7454-9 C0012〔2024年12月〕
動物の権利運動の理論的基盤となってきた不滅の名著、30余年ぶりの全面改訂版を完全新訳。最新のデータと議論にもとづき本文の3分の2を書き換え、さらに気候変動や新型ウイルスなど新たなトピックを盛り込んで、21世紀の緊急課題に応える。序論 ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』)。



吉本隆明全集35[2004-2007]

吉本隆明全集35

吉本隆明 著
A5判変型上製 696頁 定価:7,810円(本体7,100円)
978-4-7949-7135-7 C0395〔2024年9月〕
古代から近代初期までの古典から選ばれた言葉に批評を付した『思想のアンソロジー』、拉致問題や先の見えない不況など国内外の問題を語る『「ならずもの国家」異論』、生涯のうちで一番多感な想像上の「中学生」に向けて書かれた『中学生のための社会科』などを収める。単行本未収録19篇。第36回配本。