吉原真里著 四六判並製 384頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7381-8 C0095 〔2023年9月〕 些細な日常が、波乱万丈。カリフォルニア・ニューイングランド・ハワイ・東京を飛び交う「ちょっといじわる」だった少女にとっての「真実」とは。河合隼雄物語賞、日本エッセイスト・クラブ賞(『親愛なるレニ―』にて)受賞後、著者初の半自伝的「私小説」。
片岡義男 著 四六判変型上製 208頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7373-3 C0095 〔2023年9月〕 幸福な食事はどこにある? 神保町、下北沢、京都……専用スプーンを胸にひそませ、今日も続くカレー漂流。そして青春の食事には、餃子ライスが必要だ。はたしてそんな食事は見つかったか。エッセイと小説による野心的な試み。
クリスティーナ・ハモンズ・リード 著 原島文世 訳 四六判並製 448頁 定価:2,860円(本体2,600円) 978-4-7949-7379-5 C0097 〔2023年8月〕 暴動が起きた日から、世界は「あたしたち」と「あいつら」のふたつに分かれた――。ブラック・ライヴズ・マター(BLM)の源流となったロサンゼルス暴動という、じっさいの歴史的事件に着想を得た長編小説。NYタイムズ・ベストセラー選出、ウィリアム・C・モリス賞ファイナリスト。
吉本ばなな 著 四六判上製 156頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-7367-2 C0093(2023年6月) 信仰と自由、初恋と友情、訣別と回復。淡々と歌うように生きるさまが誰かを救う、完全書き下ろし小説。
岩永直子 著 四六判並製 400頁 定価:2,090円(本体1,900円) 978-4-7949-7366-5 C0095 〔2023年6月〕 優生思想、障害、安楽死と緩和ケア、子どもたちの自殺、コロナ対策、終末期医療費、HPVワクチン、ニセ医療薬……最前線で取材を続ける医療記者、渾身のノンフィクション。
吉川ばんび 著 四六判並製 204頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-7364-1 C0095 〔2023年5月〕 機能不全家庭による貧困や虐待の連鎖を断ち切れ! アルコール依存の父、過干渉の母、家庭内暴力の兄という機能不全家庭で育ち、「生きづらさ」からの解放をテーマに言論活動を続ける著者が実体験で語る、貧困・虐待家族のリアル。
伏木庸平 著 A5判変型上製 248頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7360-3 C0095 〔2023年5月〕 どの料理にも似ていない楽しいごはんを出すお店「台形」。いつの間にか一緒に住み始めた山羊「オク」、懐かしくも異国の風が吹く料理たち、溺愛してカニにシャインマスカットを与える……。辺境飲食店「台形」の、暮らしの星々をつづった奇想で極上な初エッセイ&レシピ集。
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