今中博之 著 四六判並製 224頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7310-8 C0036〔2022年4月〕 障がい、病気やケガ、出産・育児、介護……それぞれの事情を抱えた人たちが共に働くことの増えた昨今。もう多様性を抜きにした職場づくりはありえない。100万人に1人という身体障がいをもち、さまざまな規模のチームを経験した著者が見出す強いチームの条件とは?
吉本隆明 著 A5判変型上製 656頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978-4-7949-7128-9 C0395〔2022年4月〕 雑誌編集部の挑発を受けて立って構成された『わが「転向」』、および西伊豆で水難事故に遭った前後の文章などを収める。単行本未収録53篇。第29回配本。月報は辺見庸さん(作家)、道浦母都子さん(歌人)、ハルノ宵子さん(漫画家・作家)が執筆。
樋口直美 著 四六判並製 216頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-7308-5 C0095〔2022年4月〕 突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。
稲垣諭 著 四六判並製 380頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7309-2 C0010〔2022年4月〕 人間の視点を越えた視座、億年単位の宇宙を問題とする(当然すでに人類などというものもいない)、ある種「至高的な空間」から、「絶滅」を考えたとき見えてくるものとは。荒川修作の思想を系譜する気鋭の哲学者が「総合知としての哲学」を武器に、人類の未来を探究する。
長島有里枝 山野アンダーソン陽子 著 四六判仮フランス装 210頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7306-1 C0095〔2022年4月〕 写真家・長島有里枝とガラス作家・山野アンダーソン陽子による日本とスウェーデンを行き交う往復書簡。「子育て」をテーマに始まった手紙のやりとりが広がりを見せ、テーマに限らない対話が次々と展開されていく。年齢も住む場所も考えも違う二人が、正直に自分の言葉で対話を重ねていく往復書簡。
島村一平 著 四六判並製 400頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7303-0 C0095〔2022年3月〕 シャーマニズム、ヒップホップ、化身ラマ、民族衣装、そしてチンギス・ハーン。現代モンゴルを理解する上で欠かせない「貫く論理」をそれぞれの断片に見出す。グローバル化と呪術化の間で揺れ動くその姿とは。
小池陽慈 著 四六判並製 288頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7302-3 C0095〔2022年3月〕 大学入試に出題される評論文は、なぜ難解なものが多いのか? それは、その多くが「世界に山積される数多くの課題」に取り組む上で必要とされるものだから。高校生から社会人まで、必読教養入門書・良書30冊の紹介とその読み解き方。
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