マリア・グッダヴェイジ 著 櫻井英里子 訳 四六判上製 344頁 定価:2,750円(本体2,500円) 978-4-7949-6949-1 C0095 〔2017年1月〕 オサマ・ビン・ラディンの追跡と奇襲など、アメリカの軍事作戦に欠かせない存在となった軍用犬。現代の戦場において、人類最大の友は、有能な兵士なのか? 緻密な取材と膨大なインタビューで、軍用犬の知られざる世界を明らかにする。
大井実 著 四六判 240頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-6951-4 C0095 〔2017年1月〕 2001年に船出した小さな総合書店「ブックスキューブリック」。素人同然で始めた本屋の旅は、地元・福岡の本好きたちや町の商店主を巻き込み、本を媒介に人と町とがつながるコミュニティづくりへと展開した。ローカルブックストア店主は理想の本屋像をどのように思い描き、歩んできたのか。
六草いちか 著 四六判 232頁 定価:2,090円(本体1,900円) 978-4-7949-6952-1 C0036 〔2017年1月〕 ナチ政権下、ホロコースト時代をどのように生き延びたのか──。生存ユダヤ人と日本人たちの記憶と証言が70年以上の歳月を経て明かされる。ベルリンに暮らし、数年にわたって丹念に取材を続けた著者が、悲劇の時代に生きた人間の姿をありのままにつづる、渾身のノンフィクション。
〈犀の教室〉薬師院仁志 著 四六判 232頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-6828-9 C0095 〔2017年1月〕 9.11、シャルリー・エブド事件、パリ同時多発テロ……21世紀の世界が直面する困難は、しばしば「文明の衝突」と形容される。だが、はたしてほんとうに文明は「衝突」しているのか? 多様な文化や言語や宗教が存在する世界で共存していくために、いまわれわれが直視すべき現実がここに。
渡辺由佳里 著 四六判 240頁 定価:1,540円(本体1,400円) 978-4-7949-6948-4 C0095 〔2017年1月〕 2016年11月、メディアや専門家の予想を大きく覆し、アメリカはトランプを選んだ。これから世界はどのようになっていくのだろう。日本にはどのような影響があるのだろうか。本書は予備選からはじまる長い選挙と、この一大イベントから見えてくるリアル・アメリカの最新レポートである。
吉本隆明著 A5判変型・上製 848頁 定価:7,700円(本体7,000円) 978‐4‐7949‐7103‐6 C0395〔2017年1月〕 「日時計篇」の後半部と『転位のための十篇』など発表詩の初期異稿を含む21 篇を新たに拾遺した「「日時計篇」以後」の詩稿群を完全収録。大学の特別研究生を修了し、東洋インキ製造株式会社に就職・勤務の日々に書き継がれ、2 冊の私家版詩集発行に結実する膨大な詩稿群を中心に収録。第12回配本。第Ⅰ期(全12巻)、堂々完結!
山本哲士 著 A5判・上製 546頁 定価:4,950円(本体4,500円) 978‐4‐7949‐6947‐7 C0036〔2016年12月〕 「吉本思想」は20世紀の世界最高峰の思想である――25年にわたって吉本隆明本人と対話し掴んだ「吉本思想」のエッセンスと理論的な可能性を国家論、家族論、個人論において明らかする意欲作。フーコー、イリイチ、マルクスらの可能性と限界を読み解きながら、「吉本思想」の現在性と普遍性を照らし出す。
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