大声のすすめ。

――和の発声法で伝わる話し方

乙津理風 著
四六判並製 200頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6973-6 C0095 〔2017年9月〕


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声の問題は「ちくわ」が解決する!?

「居酒屋でビールの注文がスルーされる」
「何度も「え? なに?」と聞き返される」
「人前で話すと緊張する」

等々、多くの方が発声にまつわる悩みを抱えています。そうした悩みに応えるため、「誰でも簡単に大きな声(=きちんと相手に届く声)が出せるようになる方法」について記したのが本書です。

「大きな声を出そうとするとむせる」
「もともと声が小さいから…」
「練習したけどうまくできなかった」

という方に、「呼吸の基本」「姿勢の基本」「リラックスの基本」から、連母音・連子音・鼻濁音を整える「言葉の使い方」ワークまで、中高年に大好評の「声を出す教室」を主宰する著者が、図解多数でわかりやすくご紹介します。

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【目次】

はじめに
第1章:なぜ、居酒屋でビールが頼めないのか

・大きな声は必要ない?
・大きな声が出ない理由
・なぜ大きな声は必要なのか
・大きな声を出す一番簡単な方法
・大きな声を出すのは技術

第2章:大きな声を出す四つのステップ

・1 からだをほぐそう
・2 丹田呼吸法
・3 腹から声を出す
・4 姿勢・目線・ちくわ
・やってしまいがちな三つのNGポイント

第3章:日本語の美しい伝え方

・「通る声」の出し方
・「伝わる声」の出し方
・説得力のある話し方
・発音を整える:連母音・連子音・鼻濁音

第4章:声を出す極意

・地声を出す方法
・高い声(低い声)がでない場合
・集中力を高める
・くり返し声を出す
・大声が出ると緊張しない
・耳を鍛える方法

第5章:ここまできたら詩吟にも挑戦

・詩吟とは何か?

 

おわりに

 

乙津理風(オツリフウ)
1981年生まれ。詩吟師範。渋谷センター街と青山にて「ナチュラル詩吟教室」主宰。5歳より詩吟を始め、数々の全国吟詠コンクール決勝大会出場。落語家・柳家三三氏に舞台での詩吟指導や、マサチューセッツ大学で詩吟ワークショップを行うなど、多角的に活躍するかたわら、「neohachi」の詩吟ボーカルとしても活動。アルバムに『LOVECADIO HEARN』(White Paddy Mountain)ほか。著書に『詩吟女子』(春秋社)。2017年、皆伝に昇格し、雅号「理岳」を取得。

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