子どもたちを犯罪から守るまちづくり

――考え方と実戦―東京・葛飾からのレポート

子どもたちを犯罪から守るまちづくり title=中村攻
四六判 248頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6783-1 C0036 〔2012年〕


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最近では「地域なんていらない」と考える大人も少なくありません。しかし子どもたちの活動範囲は自分の住む地域以外にありません。その安全を守るには、大人が地域改善に務めなければなりません。児童、PTA、自治町会、行政等が一丸となって取り組んだ、東京・葛飾における“子どもたちが安心して暮らせるまちづくり”活動の足跡。

〔今市女児殺害事件について、中村攻さんのコメント〕
  東京新聞2014.6.10
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目次

第1章 基礎的な知識
1 背景と特徴
2 解決すべき課題は何か
3 基本単位をどこに置くか
4 活動の基本構成
第2章 活動の具体的な進め方
5 子供たちへの調査―「犯罪危険地図」をつくる
6 ワークショップ―「環境改善計画」をつくる
7 具体化に向けて―「実行計画」をつくる
第3章 東京・葛飾の実践
8 環境を変える―実践例
9 地域に絆を広げる―参加者対談
10 活動に寄り添って
補章 折々の出来事に寄せて

 

◇中村攻(なかむら・おさむ)
1942年生まれ。千葉大学名誉教授。工学博士。地域計画家。中央省庁や地方自治体等のまちづくり・むらづくりに関する各種委員・研究講師を歴任。
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