口笛を吹きながら本を売る

――柴田信、最終授業――

石橋毅史 著
ブックデザイン 寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座)
四六版変型・上製 216頁
定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN978-4-7949-6877-7 C0095 [2015年4月]


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書店人生50年。

85歳の今も岩波ブックセンターの代表として、神保町の顔として、日々本と向きあう柴田信さん。1965年4月、芳林堂書店に入社以来、書店の現場から〈本・人・街〉を見つめつづける名翁に、『「本屋」は死なない』(新潮社)の石橋毅史が3年にわたり密着した渾身書き下ろし。
柴田さんの書店人生を辿ると、本屋と出版社が歩んできた道のり、本屋の未来を考える礎、これからの小商いの姿が見えてくる……。

〈書評・パブ掲載〉
佐賀新聞 2015.6.7
河北新報 2015.6.7
東京新聞夕刊 2015.6.6
信濃毎日新聞 2015.5.31
婦人公論 2015.6.9号(評者:仲俣暁生さん)
神奈川新聞 2015.5.10
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【目次】

序 いつだって会える名翁

1 書店の店頭から……?

柴田サンの生い立ち1(1930 年~ 1953 年 幼少~学生時代)

2 神保町に生きる

柴田サンの生い立ち2(1953 年~ 1965 年 中学教師~トラック運転手時代)

3 自分を表す、ということ

柴田サンの生い立ち3(1965 年~ 1978 年 芳林堂書店時代)

4 経営と自営

柴田サンの生い立ち4(1978 年~ 岩波ブックセンター時代)

5 「流れている現在」を生きる

あとがき

 

◇石橋毅史(いしばし・たけふみ)
1970 年、東京生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。出版社勤務を経て、98 年、出版業界専門紙「新文化」編集部へ。2005 年「新文化」編集長、10 年よりフリーランスとなる。著書に『「本屋」は死なない』(新潮社)がある。現在、注文出荷制出版社による共同DM「今月でた本・来月でる本」にて「本屋な日々」を連載中。

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